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ブックマーク / kyuuchan.hatenablog.com (9)

  • 「女の子に行かせるのはかわいそう」 - 微男微女

    私に言われたわけではない。 ただ、仕事をしていたら誰かの声が聞こえてきた。 「女の子に行かせるのはかわいそうだよ」 おもしろうだと思い、続きの会話も聞いてみた。 どうやら、怒鳴られるために行かなければならない場所があるらしい。 その場所に行かせる人を誰にするか決めかねている。 女が怒鳴られるのはかわいそうだから、男にしよう。 こういう内容だったと思う。 怒鳴られて嬉しい人はあまりいない。 それは男でも同じだろう。 女が怒鳴られるのはかわいそう、という発想になるのなら、男が怒鳴られるのもかわいそうだよね、と思い至るはずなのだが、なぜそこで「男ならいいや。男に行かせよう」となるのだろうか。 不思議だ。 ではまた! きゅうり(矢野友理)

    「女の子に行かせるのはかわいそう」 - 微男微女
  • 「男なら泣くな」って言うな! - 微男微女

    先日、大学のセクシュアルマイノリティーサークルの忘年会にお邪魔させてもらった。 そのとき、「身体の性別が女だからって、女の子扱いされるのは嫌!」という話になった。 わかる。 私も“女”扱いされるとモヤっとする。 “女だから”という理由で優しくされると、優しさを素直に受け取れない時がある。 「優しくする」=良いこと こんな構図が自分の中にあるせいか、優しさを素直に受け取れない自分がなんだか嫌な人に思えたりして、少し悲しくなったりもする。 近くに座っていた女の人がこう言った。 「モヤっとするのは、結局男尊女卑だからだよ」 確かにそれは理由の1つとしてあると思う。 女を下に見ているからこそ、「優しくして“あげる”」。 そんな男も中にはいるのだろう。 でも、そうじゃない人もきっと大勢いる。 そんな人の親切心も素直に受け取れない時がある。 それは私が“女”扱いをされたくないのは、男尊女卑だからではな

    「男なら泣くな」って言うな! - 微男微女
  • 「俺らは虹色だから」 - 微男微女

    10月に会社で内定者歓迎会がある。 その出し物を新入社員である私たちが担当する。 毎年男女に分かれて1曲ずつ踊ったりしているらしい。 最初は例年通り、男女に分かれて踊ろうという話になっていた。 ところが先日の打ち合わせで同期の男が言った。 「男女に分けるのはやめよう」 「男だから」「女だから」このグループでこの曲を踊る、と決める必要はあるのか、という疑問が投げかけられた。 性別関係なく一緒にやればいいんじゃないの、という提案でもあった。 反対する人は1人もいなかった。 「男女に分ける意味ないしな」 「俺らは虹色だから」 こんな発言してくれた同期もいた。 嬉しくて泣きそうになった。 虹の意味を知った上で、私たちは虹色だと言ってくれた。 それがすごく嬉しかった。 ではまた! きゅうり(矢野友理)

    「俺らは虹色だから」 - 微男微女
    jiangmin-alt
    jiangmin-alt 2016/08/29
    随分とアナクロな。暗黒舞踏は大昔からそんなん関係無い。
  • セクシュアルマイノリティという概念を疑う - 微男微女

    今日会った人がおもしろいことを言っていた。 「セクシュアルマイノリティという概念は信じられない」 「なんでですか」 「そもそもヘテロセクシュアルがマジョリティだとは思わない」 「なんでですか」 「ヘテロセクシュアルだと思っている人でも、それはこれまで好きになった人がたまたま異性だっただけで、今後もずっとそうだとは言い切れない」 「もちろん、その可能性は排除できないですが」 「だからヘテロセクシュアルがマジョリティだとは言い切れない」 これに対して私は2つの観点から反論した。 1点目。 ヘテロセクシュアルだと思っている人のうち、たしかに今後異性以外を好きになることがある人もいるかもしれない。 (セクシュアリティはグラデーションとか言われているし) でも、それを合わせてもヘテロセクシュアルが多数派でなくなるとは考えにくい。 2点目。 マジョリティは人数が多いという意味もあるが、社会的に優位な立

    セクシュアルマイノリティという概念を疑う - 微男微女
    jiangmin-alt
    jiangmin-alt 2016/08/28
    ボリシェビキも少数派!
  • 育児休暇をとるのは怖い - 微男微女

    会社の先輩2人が私の近くで雑談していた。 「そのお菓子おいしそうですね」 「うん」 「家に帰ったら夜ご飯もべるんですか」 「そうだよ」 「奥さんの手料理ですか? いいですね~」 楽しそうに話していたので私も質問をしてみた。 「先輩の奥様は専業主婦なんですか」 「違うよ」 「お仕事されているんですね」 「今は育児休暇をとっているけど、数ヵ月後に職場に復帰する予定」 「へえ。先輩は育児休暇とらないんですか」 「怖くてとれないよ~」 育児休暇をとるのが「怖い」。 そんな社会。 「なんで怖いんですか」 理由を聞いてみた。 「やっぱり周りの目とかあるしね。もっと上の役職に就いたらとりやすいかもしれないけど。あ、でも上の役職になったらなったで、責任ある仕事も増えるだろうし、逆にとりにくくなるのかも。」 制度があるだけで、取得率が低いことはずいぶん前から指摘されている。 だからこういう現状は知っていた

    育児休暇をとるのは怖い - 微男微女
  • 暗黙の男サイドと女サイドがある会議室 - 微男微女

    久しぶりにブログを更新する。 会社で会議があった。 その会議に参加するのは数回目(5回にも満たない)。 集合時間より少し前に会議室に着いた。 私より先に着いている人もいて、左側に座っていた。 全員女だった。 あとから人が増えることを考え、私はすいている右側に座った。 開始時間が近づくにつれ、人が増えていく。 ある先輩が会議室に入って私を見た途端、こう言った。 「なんで右側に座っているの?」 「えっ? 座る席って決まっているんでしたっけ?」 「いや、決まってはいないけどさ」 「左側に既に先輩が座っていらっしゃったのでこちら側を選びました」 会議後、詳しく聞いてみた。 どうやら、右側は男、左側は女が座るような習慣があるらしい。 習慣というより、たぶん「なんとなくそうしている」程度のもので、別にそれに従わなかったら何か問題があるのかといえばそんなことはない。 先輩も笑いながら「なんでそっちに座る

    暗黙の男サイドと女サイドがある会議室 - 微男微女
    jiangmin-alt
    jiangmin-alt 2016/08/27
    春日会の小唄体験教室もそうなってたw
  • 運動会のMVP、評価されたのは性別なのか - 微男微女

    先日、会社の運動会が開催された。 玉入れや綱引き、選抜リレーなど、様々な種目があった。 その中の1つが障害物リレー。 ぐるぐるバットをしたり、健康サンダルを履いたりしながら走る。 三輪車に乗るというコーナーもあった。 ただ、三輪車は1周目で壊れてしまった。 2周目からは三輪車から手押し車に変更。 三輪車より手押し車の方が筋力を必要とする。 そのためか、多くのチームが競技参加者を男に変更した。 結果として手押し車をした女は1人だけだった。 運動会の閉会式で、優勝チームとMVPが発表された。 MVPは男と女それぞれ1人ずつ選ばれる。 男はぐるぐるバットで派手に転びながらも必死に走り続けた人が選ばれた。 女は手押し車の唯一の女参加者が選ばれた。 「女」が参加したことが評価されたのだろうか。 男だったらMVPではなかった。 平均的に女は男より筋力がない。 筋力がないカテゴリーの人が筋力を必要とする

    運動会のMVP、評価されたのは性別なのか - 微男微女
  • エリア職希望者の95%は女 - 微男微女

    就活している友人に聞いてみた。 「どこに行きたいの」 「金融かな」 「そうなんだ」 「うん。エリア職を1年経験してから総合職に就きたい」 「そんなこと、できるの」 「できるって説明されたよ」 「じゃあまずはエリア職に就けるといいね」 「うん。でもエリア職希望者の95%くらいは女だから、男の僕が通るのは厳しいかもしれない」 この話を聞いて、以前ブログにも書いた、「女だから一般職だと思った」と言われたという総合職の同期を思い出した。 一般職とエリア職は違うけれど、女が就くことが多いという点が共通している。 男が一般職やエリア職を希望した場合、女よりも落とされやすいのだろうか。 別の友人が、エリア職を希望していた男は一次選考で全員落とされた、と言っていた。 それは、偶然なのか、意図的なものなのか。 外部の人間にはわからない。 でも、意図的である可能性はじゅうぶんにある。 就活中の友人が(性別が理

    エリア職希望者の95%は女 - 微男微女
  • 性別を知ると安心するのはなぜだろう - 微男微女

    見知らぬ人と2人きりで会う約束をすることがある。 共通の知人もいない、当に知らない人。 今日も見知らぬ人と待ち合わせ、男装バーに行ってきた。 待ち合わせた相手の名も年齢も(当然顔も)知らない。 ただ性別が男だということだけわかっていた。 男だということを知ったとき、なぜかすごく安心した。 それは相手が男だからではない。 女でも安心したと思う。 「性別を知った」ことに安心したのだ。 なぜ性別を知ると安心できるのだろう。 見知らぬ人と2人で会う約束は、今回以外に3回したことがある。 1回目は起業家だった。 大学1年生のとき、社会問題に興味があれば一緒に話しましょうと言われ、会いにいった。 理由はもちろん、社会問題に興味があったからだ。 事前に教えてもらった情報は、名と電話番号とメールアドレスだった。 名から、性別はたぶん男だろうと思った。 実際、男だった。 2回目に会ったのは忍者好きな

    性別を知ると安心するのはなぜだろう - 微男微女
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