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ブックマーク / www.hiroshima-u.ac.jp (2)

  • 【研究成果】島根県津和野町から日本最古の岩体を発見 ~原日本列島の形成史をひもとくカギに~

    島根県津和野町から、日最古のおよそ25億年前に貫入・固結※1し、18.3億年前に変成作用を受けた花崗片麻岩(正片麻岩)※2の岩体が発見されました。 この花崗片麻岩は,ペルム紀※3の地層中に挟み込まれた二つのレンズ状岩体(長さ2km、最大幅600mと長さ1.5km、最大幅300m)の双方に含まれ、他に18.5億年前に貫入・固結した花崗岩類や4.2億年前に貫入・固結した花崗岩類と斑れい岩、24.8億年前より古いジルコンだけを含む石英砂岩の変成岩(メタコーツァイト)※4などを伴っています。 これらの岩体の少なくとも一部は「北中国地塊」と呼ばれる古い大陸地殻からなる安定陸塊(クラトン)を構成していたと考えられるため、発見は原日列島の形成史をひもとく上で大変重要なものとなります。 発見は、偶然なされたものではなく、舞鶴帯形成のテクトニックモデルに基づき、舞鶴地域の西方を追跡調査した結果であり

    【研究成果】島根県津和野町から日本最古の岩体を発見 ~原日本列島の形成史をひもとくカギに~
  • 【研究成果】放射線に対する強さ・弱さの個人差を決める遺伝子変化を同定 ~放射線防護基準のテーラーメイド化への第一歩~

    ヒト培養細胞株にゲノム編集法を用いて、特定の遺伝子変化が放射線感受性に与える影響を高感度かつ定量的に評価する解析手法を確立しました。 DNA損傷修復を司るATM遺伝子のヘテロ変異が、放射線感受性個人差を規定する遺伝子変化の一つであることを実証しました。 広島大学原爆放射線医科学研究所の松浦伸也教授、宮達雄講師、エカテリーナ・ロイバ大学院生らの研究グループは、ゲノム編集法(注1)を用いて毛細血管拡張性運動失調症(注2)の原因遺伝子であるATM遺伝子(注3)のヘテロ変異が放射線感受性(注4)の個人差を規定する要因の一つであることを実証しました。従来、喫煙などの生活習慣やヒト集団の多様な遺伝的背景によっても放射線感受性は影響されるため、放射線感受性の個人差を決定する遺伝子変化の影響を特異的に検出することは難しいとされてきました。今回、広島大学大学院理学研究科、医歯薬保健学研究科、茨城大学理学部

    【研究成果】放射線に対する強さ・弱さの個人差を決める遺伝子変化を同定 ~放射線防護基準のテーラーメイド化への第一歩~
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