「草の根」の意味を問い直そう 今回の衆議院選挙で、新党の結成とその動向が注目を集めていることは間違いない。 新党とはもちろん小池百合子東京都知事を中心とした希望の党であり、希望の党の連携を決めた民進党から分かれた、枝野幸男代表率いる立憲民主党である。 民進党は前原誠司代表の就任にともない、この2党に引き裂かれたわけだが、希望の党は保守、立憲民主党はリベラルと目される。 小池知事が9月27日に発表した希望の党の綱領では、「寛容な改革保守政党を目指す」とし、「改革する精神のベースにあるのは、実はこれまでの伝統や文化や日本の心を守っていく保守の精神」だとした。 希望の党は綱領でも、「立憲主義と民主主義に立脚」することを掲げる。立憲民主党の方も党名どおり、立憲主義と民主主義の擁護を強く主張している。 枝野代表は、遊説やインタビューで、強いリーダーが結論を押しつける「上からの民主主義」ではなく、国民
![敢えて言おう。いまこの国には「死者のための民主主義」が必要だと(畑中 章宏) @gendai_biz](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/4522053e76f7b9f77b882b9da796d7b98b1c583e/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fgendai-m.ismcdn.jp%2Fmwimgs%2F5%2Fb%2F1200m%2Fimg_5b4fd524d23020e9134051a993d479ff241232.jpg)