カーネギー国立平和基金が発行するForeign Policyが「CONOP 8888」という国防総省の防衛プランを入手・公開し、CNNを始めとした他メディアでも大きなニュースとなった。この防衛プランにおける仮想敵が、ロシアでも北朝鮮でもなく、ゾンビだったからだ。 かつては米軍の極秘ネットワークにあったという「CONOP 8888」だが、今ではWEBで公開されていて誰でも読める。実際に読んでみたら、想像だけではとうてい書けない、具体的で細やかな内容に驚いた。 まず計画の要約の章では、作戦行動について6つのフェイズ(構想、予防、主導権奪取、制圧、安定化、文民への権限委譲)それぞれに対して、防衛、攻撃、文官援護の3種類を定義しており、事態の予測から対処、収束に至るまで、各部署が取るべきアクションを明確にまとめている。補足として、やるべきことだけでなく、やってはいけないこともきっちり書いてあるのが
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