「まさか夢にも思っていませんでした。生理用品を使うのはごはん食べるのと同じくらい当たり前のことだったのに買えないことがあるなんて。しかもそれがこんなに長い間続くなんて」 去年5月から市販の生理用品を買えなくなったというサクラさん。ごく普通の19歳に、いったい何が起きたのでしょうか。 (報道局政経・国際番組部ディレクター 市野 凜) サクラさん(仮名・19歳)は神奈川県内の専門学校に通っています。父親と二人暮らしですが幼いころから折り合いが悪く、高校生になってからは光熱費や家賃などを折半させられています。 これまでは飲食店のアルバイトをして月に13万円ほど稼ぎ、生活にかかる費用のほとんどを自分でまかなってきました。 なんとか保ってきたバランスが崩れたのは、専門学校に入学した直後の去年の春。新型コロナの影響で働いていた飲食店のシフトにほとんど入れなくなり、収入が激減したのです。 慌てて介護施設
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