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ブックマーク / societyforlightnovel.wordpress.com (2)

  • 海外翻訳事情 役割語

    「役割語」なる概念を御存知でしょうか? たとえば、アニメやマンガの世界では「博士」と呼ばれる人たちは、高い確率で「~なのじゃ」という喋り方をします。しかし、現実の「博士」たち、たとえば今の東京大学の教授で「~なのじゃ」という言葉を使っている人は、まずいません。居たら、是非通報ください。この他、「おほほ」と笑い「~のことよ」と喋る「お嬢様」、「~アルよ」と喋る「中国人」など、実際にそんな風に喋っている人はほとんどいないのに、書き言葉や映画や演劇の世界では定着してしまっている言葉が日語にはいっぱい有ります。 つい最近に金水敏という言語学者が、こうした言葉を「役割語」と命名しました。研究会も組織されても出ています。 (左から金水敏『ヴァーチャル日語 役割語の謎』岩波書店、金水敏編『役割語研究の地平』『役割語研究の展開』いずれも、くろしお出版) ごく大雑把にいえば、役割語は文芸の世界で大変に

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  • ラノベ史探訪(8)-新刊に挟まっている「アレ」の話

    唐突ですが質問です。ライトノベルの新刊を買うと中に必ず挟まっているものといえば、なんでしょう?「しおり!」「売上げカード!」「アンケート葉書!」とお答え頂いた方々、もちろん正解です。しかし、あともうひとつ、存在としては一番目立つ「アレ」が残っています。そう、それは「新刊案内の小冊子」です。「なんだ、ただの広告じゃん」と思われる方もおられるかもしれませんが、一口に新刊案内と言っても、ライトノベルレーベルが各々独自に発行しているため非常にバラエティー豊かです。 (各レーベルの新刊案内 2011年12月版) 電撃文庫の「電撃の缶詰」、角川スニーカー文庫の「ザッツすにすに」、富士見ファンタジア文庫の「FunFunファンタジア」、ファミ通文庫の「FBN(FamitsuBunkoNews)」、MF文庫Jの「その名もJ」、集英社スーパーダッシュ文庫の「superdash navi」、GA文庫の「ジーエー

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    jingi469
    jingi469 2012/02/10
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