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ブックマーク / tokyodeep.info (23)

  • 【都会の限界集落】所得マップも真っ青な新宿区最強のマンモス貧困老朽化団地「都営戸山ハイツアパート」 - 東京DEEP案内

    2020年開催の東京五輪に向けてますます変貌を遂げつつある、東京の顔でもある山の手の副都心「新宿」、そこからさほど離れてもいない場所に、よもやそうであるとは思えない程に時代の流れに取り残されたまま、行き遅れた地域が存在する。 「都営戸山ハイツアパート」(戸山ハイツ)と称する大規模都営住宅群である。もともと戦前までは旧陸軍の演習場などがあり「戸山ヶ原」と呼ばれていた一帯が戦後になって戸山公園という都市緑地と、それを取り巻く大小35棟ある都営住宅に生まれ変わった。 都心のマンモス老朽化団地、老人としかいない この団地、昭和40年代には高層棟が連なる今の姿になっているが、住民は高齢化も甚だしく、都営住宅であるゆえに低所得者層ばかりで、いつぞやのプレジデント・オンラインが公開している東京の所得分布図では都営戸山ハイツアパートのある新宿区戸山二丁目だけが最も低所得者である事を示す「濃い青色」で塗り

    【都会の限界集落】所得マップも真っ青な新宿区最強のマンモス貧困老朽化団地「都営戸山ハイツアパート」 - 東京DEEP案内
  • nakano-yamatocho

    サブカルかぶれの群がる街、JR中央線「高円寺」は東京都杉並区にあり、誰に聞いても杉並区以外の何者でもない場所だが、実はれっきとした高円寺エリアであるにも関わらず、はみ出し者扱いされている地域がある。「中野区大和町」だ。 高円寺駅北口から庚申通り商店街を抜けると早稲田通りに出る。ここから北側は杉並区ではなく中野区大和町。一丁目から四丁目まである大和町だが、同じ中野区に属する西武新宿線野方駅に近いのはごくわずかで、大部分は高円寺駅が最寄り。圧倒的多数の住民がチャリンコに乗るなりして高円寺駅までやってくる。 お家賃安めで高円寺ライフが楽しめる中野区大和町 さて、そんな中野区大和町に足を踏み入れてみよう。やはり高円寺駅周辺同様に風呂なしトイレ共同っぽいボロアパートがそこらじゅうに点在している。しかも大体駅から徒歩10分以上離れている上に中野区に属しているので家賃相場も随分お安くなる。それに足立区や

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  • ダウナー感漂う負け組路線・西武新宿線「下落合」のしがない街並みと線路際の狭小ゼロゼロ物件 - 東京DEEP案内

    新宿歌舞伎町(西武新宿駅)を起点に所沢、川越までを結ぶ「西武新宿線」と言えば、人気の住宅地として家賃相場がべらぼうに高いJR中央線沿線の北側を並行し、そのお家賃の安さから当は中央線沿線に住みたいけど予算の面で妥協して住む「負け組路線」扱いされる不遇の鉄道路線である。終点も新宿駅の手前でぶつ切れとなり乗り換え利便性も悪いので、実質的なターミナル駅は高田馬場。沿線はろくに高架化もされず通勤時間帯の開かずの踏切も酷いったらありゃしない。 そんな高田馬場から各停電車に乗って一駅、下手すれば高田馬場駅からも全然徒歩圏内にある隣の駅が「下落合」である。何と言っても字面が宜しくない。地名に「下落」の二文字だもの。負け組路線西武新宿線沿線としてある意味相応しい地名であるが、あまりに地味過ぎて存在自体を忘れていた。しかし先日たまたま下落合に立ち寄る機会があったので、少しぶらぶらとこの街をレポートしてみよ

    ダウナー感漂う負け組路線・西武新宿線「下落合」のしがない街並みと線路際の狭小ゼロゼロ物件 - 東京DEEP案内
  • 東京のリトルヤンゴンと呼ばれる「高田馬場」がどれだけミャンマーだらけなのか見に行った - 東京DEEP案内

    の首都であり極東アジア最大の国際都市でもある東京には様々な国籍の外国人が暮らしているが、そんな外国人コミュニティが気になる当サイトでもこれまで三河島や西新井のコリアタウンに始まり中華街化する西川口やらクルド人難民自治区ワラビスタンと化す蕨、パキスタン人がやたらと多い八潮まで、それなりに手広く取材を掛けてきた訳であるが、今度の外国人タウンネタはミャンマー人が集まる新宿区の「高田馬場」である。 高田馬場と言えば早稲田大学や東京富士大学といった大学キャンパス及び各種専門学校が集まり古くから学生街として栄えてきた街としては対外的に知られる訳だが、一方では負け組臭半端ない後進鉄道路線であり客層の悪さでは定評のある西武新宿線の事実上のターミナル駅でもあり、2016年9月に起きた西武高田馬場駅構内での催涙ガス異臭騒動は逮捕された自称アイドルの36歳女のキャラのキョーレツさと言い皆様の記憶に残っている

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  • なんという事でしょう!ホームレスが居なくなったではありませんか「戸山公園・大久保地区」ビフォーアフター - 東京DEEP案内

    5年前にはホームレスしか居なかった戸山公園・大久保地区 今から5年前の2012年1月にこの場所に訪れた当時、公園内は見ての通りブルーシートで覆われ不法占拠されたホームレスのテントや小屋があちらこちらに点在していて何とも陰極まりない光景を見せていたのだ。 公園内で小屋を建てられるスペースがあれば、ほぼ例外なく小屋が置かれている、という状態が5年前の戸山公園・大久保地区の状況で、こんな公園では子供を遊ばせる親御さんも居る筈がない。ホームレスに占拠された公園、という事で西成の三角公園や山谷の玉姫公園あたりと変わらない。 公園内の地形を利用して石垣積みの下にダンボールを組んでその上にブルーシートを雨除けに被せているホームレスハウスの一例。 「この植込地での寝泊り、及び荷物・ダンボール等の放置を禁止します」誰も言う事を聞いていない、存在意義を失った空しい警告看板の数々。 ホームレスの寝床として最適

    なんという事でしょう!ホームレスが居なくなったではありませんか「戸山公園・大久保地区」ビフォーアフター - 東京DEEP案内
  • 新宿のカオスな都営住宅「西大久保アパート5号棟」を眺める - 東京DEEP案内

    新宿区の百人町三・四丁目と大久保三丁目、戸山一帯はかつて戸山ヶ原と呼ばれ、明治以降は旧陸軍用地として使われ、それ故に空襲の標的となり灰燼に帰し、戦後その跡地は都営戸山ハイツなどの広大な都営住宅乱立地帯に生まれ変わっている。今でも建設工事などで土を掘り返すと人骨が出てきたり猛毒の化学物質が出てきたりオッカネー話題には事欠かない地域である。 そのうち都営戸山ハイツや百人町三・四丁目は過去の記事で触れてはいるが、今回はその中間にある「西大久保アパート」という都営住宅ゾーンの事に触れてみようと思う。住所で言う所の大久保三丁目にあたるが、大久保射撃場などがあった旧陸軍用地だった為に個人所有の戸建住宅は殆ど存在せず、その大部分を戸山公園(大久保地区)と早稲田大学西早稲田キャンパス、それに都営西大久保アパートが占めている。 都営西大久保アパートと呼ばれる都営住宅群のうち、1~4号棟は副都心線西早稲田駅が

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  • 戦後のドサクサで旧陸軍用地がバラックに…虫食い住宅地が密集する「百人町三丁目」を歩く - 東京DEEP案内

    当サイトが毎度の如くアホの一つ覚えのように使う言葉に「戦後のドサクサ」というものがある。これは読んで字の如く、終戦直後の混乱期のドサクサで土地が不法占拠されたり、駅前一等地が在日コリアン資のパチンコ屋や台湾華僑の雑居ビルなどになったり、はたまた一部の公用地が住宅不足解消に暫定的に簡易住宅が建てられたりという様々な事象をごっちゃにまとめて一つの「便利な言葉」として括ったものである。 そんな「戦後のドサクサ」という言葉がこれほど似合う街は無いな、と常々思うのが新宿のすぐお隣にある「新大久保」だ。この街が国内屈指のコリアタウンとして隆盛を誇るのも、駅の近くに巨大なロッテのチューインガム工場がある(2013年に工場閉鎖)のも、昭和の時代にドヤ街になっていたのも、またバタ屋稼業の人々がガード下の土地を不法占拠していたのも、全てこの言葉を当て嵌めれば納得が行く。今回はその延長線上にある「百人町三丁目

    戦後のドサクサで旧陸軍用地がバラックに…虫食い住宅地が密集する「百人町三丁目」を歩く - 東京DEEP案内
  • コリアタウン新大久保の裏面史!新宿区百人町「西戸山」にあった寄せ場とは何なのか - 東京DEEP案内

    新大久保と高田馬場の間にあった「幻のドヤ街」 そのタワーマンション群の北側には「西戸山公園」がある。今でこそこの場所に来ても何の変哲も無い街にしか思えない訳だが、以前はこの西戸山公園に隣接する場所に「ハローワーク高田馬場労働出張所」があった。 高田馬場労働出張所は日雇い労働者向けの職安であり、かつてこの場所は山谷や高橋ドヤ街などと同じ「寄せ場」で、山手線沿いには早朝から西成の泥棒市のような露天商や事を出す屋台などが連なっていた場所だという。今となっては、ちょっと想像できませんけどね… ほんの5年程前までは西戸山公園と山手線の線路に挟まれたこの通り沿いにはホームレスと思しきオッサン軍団が私物を勝手に置いては道路上を占拠する状況を拝む事が出来た。この時代と比べると東京も街中から随分ホームレスの姿が減ったものだ。 なお、ドヤ街というからには決まって存在していた簡易宿泊所は最近まで新大久保駅近く

    コリアタウン新大久保の裏面史!新宿区百人町「西戸山」にあった寄せ場とは何なのか - 東京DEEP案内
  • 住所なし、帰属未定。大田区と江東区が領土争い!知られざる東京の人工島「中央防波堤埋立地」には何があるのか - 東京DEEP案内

    首都東京は江戸時代から着々とその土地を沖へ沖へと伸ばし拡大してきた。昔は築地あたりから海が広がっていたが、それも戦前、戦後を通して夢の島やお台場辺りまで新しい土地が増えだして、今ではさらにその沖合に土地が出来ている。 今回訪問したのは、お台場からさらに沖に出来ている「中央防波堤」と呼ばれる土地だ。この中央防波堤、名前だけ聞くと字面通りの「防波堤」かと受け取りそうになるが、実は防波堤の周辺に埋立地が広がり、れっきとした人工島の一つとして存在している。厳密には「中央防波堤埋立地」と呼んで然るべきものだ。 都民の9割は行った事が無さそうなお台場の先の謎の人工島 東京では昔から夢の島あたりに処理したゴミを埋め立て続けてきた訳だが、今では夢の島ではなく、この中央防波堤の南側にある「新海面処分場」に埋立てられている。 いまだ多くの都民には謎の存在であり続ける「中央防波堤」へは、お台場の東京テレポート駅

    住所なし、帰属未定。大田区と江東区が領土争い!知られざる東京の人工島「中央防波堤埋立地」には何があるのか - 東京DEEP案内
  • JR都区内駅乗降客数ワースト3位!鉄ヲタは知っていても存在感皆無の激寂れ駅!「尾久駅」には何があるのか - 東京DEEP案内

    JR都区内駅乗降客数ワースト3位!鉄ヲタは知っていても存在感皆無の激寂れ駅!「尾久駅」には何があるのか - 東京DEEP案内
    jingi469
    jingi469 2016/08/05
    『その駅前の激寂れ感もさることながら、「尾久駅」でグーグル検索を行うと検索候補に「尾久駅 いらない」と表示されてしまう程』公衆トイレのデザインも良い。
  • 【定食味安】足立区綾瀬一帯を牛耳るローカル飲食店「パンダグループ」でお食事を【お好み焼パンダ】 - 東京DEEP案内

    足立区に属し、かつてのコンクリ殺人事件の汚名を被りながらも地下鉄千代田線が直通している事で駅前がそこそこ発展している街「綾瀬」には地元民しか知らないであろう「パンダグループ」という超ローカル外チェーンが存在する。居酒屋、定ラーメン、お好み焼等複数店舗を運営、そして何故か中古車屋も手掛けているという、綾瀬の地における一大コンツェルンだ。 …という訳で綾瀬へ。北千住からひと駅で便利っちゃ便利ですけど、事件から四半世紀経っても「綾瀬と言えばコンクリ殺人」と言ってる人がそこら中にいるし、なかなか汚名が晴れる兆しはありません。足立区は犯罪多発地域であるというイメージを一番に印象付けた事件なので、しょうがないんでしょうか。旨い店も多いし個人的には割と好印象なんですがね。 綾瀬駅北口のパンダストリートを目指せ ひとまず綾瀬駅北口から北東側の「武道館東口」交差点まで行くとそこから北側の「川の手通り」

    【定食味安】足立区綾瀬一帯を牛耳るローカル飲食店「パンダグループ」でお食事を【お好み焼パンダ】 - 東京DEEP案内
    jingi469
    jingi469 2016/08/05
    結局あの辺りは行かずじまいだったな。
  • 【祝!アド街で放送】山手線住みたくない街不動の一位を誇る「鶯谷」には何があるのか - 東京DEEP案内

    全29駅あるJR山手線沿線の中でも最も乗降客数が少なく「ダサい街」「絶対に住みたくない街」ランキングのワーストワンを堂々と掻っ攫う街、それが上野のすぐ隣にある「鶯谷」である。 なぜ鶯谷がそんなに嫌われ者になっているのかというと、これまでも当系列サイトでお伝えしてきたような「駅前全部ラブホ街」「アレ以外の用事が思いつかない」といった所謂大人の歓楽街的なイメージ一辺倒で語られる中で、とても住む場所として考えられない環境であるという理由が挙げられる。 それはもう実際その通りですとしか言いようがなく、駅周辺には弁解の余地もない程にソッチ系の特殊産業を中心とした店舗が一通り揃っていて、駅前の何の変哲もない薬局ですらこの有様である。「立ち上がれ!!日男児」「波動砲発射!!」などと言われましてもね… 思えば鶯谷については当サイトもそのような文脈で「この街ヤベエ」と表面をなぞるに留まっていたに過ぎない。

    【祝!アド街で放送】山手線住みたくない街不動の一位を誇る「鶯谷」には何があるのか - 東京DEEP案内
  • 戦後70年経っても開通しない幻の都市計画道路!退廃感に満ちた「新大久保」の線路際の風景が異様過ぎる - 東京DEEP案内

    最大の巨大ターミナル駅「新宿駅」のすぐ隣にありながら長らく裏町的な位置付けにあり韓国人をはじめ世界各国の外国人が住み、また裏社会の人々も同様に暮らしている街「新大久保」。この街の景色を山手線や西武新宿線の車内から見下ろすと、都心の一角とは思えない程に廃れっぷりを晒している箇所が目に付く。 それが職安通り北側に伸びる線路沿いのこちらの路地。実は新宿区が地道にノロノロ建設中の区道「東京都市計画道路事業補助線街路第七十二号線」という名称の都市計画道路の一部となっている。 新大久保にある「70年経っても開通しない幻の道路」 この都市計画道路、新宿駅東口から新目白通りまでの区間約2.8キロを通す予定でいるが、職安通りと大久保通りの間にあたる350メートル程の当区間は未だに用地買収が進まず工事がストップしている。都市計画が決まったのは終戦直後の昭和21(1946)年4月25日の事。まるまる70年以

    戦後70年経っても開通しない幻の都市計画道路!退廃感に満ちた「新大久保」の線路際の風景が異様過ぎる - 東京DEEP案内
  • 春日部土着民しか知らない場末の桃源郷「武里駅東口」の飲み屋街を歩く - 東京DEEP案内

    北千住から複々線区間が延々と続く通勤路線として発展度の高い東武伊勢崎線(意地でもスカイツリーラインとは言わない)の中でも、複々線区間の北限にある北越谷駅から先の区間はいよいよベッドタウンというよりも北関東の田舎町的な風情が強まってくる。春日部の手前の急行停車駅であるせんげん台から各停に乗り換えて一つ目の所にある「武里駅」は駅前から場末感と昭和臭が半端無い街並みが残り、以前も西口付近をうろつき回ってレポートに上げたのだが、まだまだこの街にはネタのストックがある。 ただでさえ寂寥感極まる東武伊勢崎線武里駅前。その西口よりも輪をかけて寂しいのが東口。とりあえず駅前に誰も人が居ないんですけどどうすればいいんですか。 でも一応東口側にも商店街とまでは言わないものの、それなりに店舗が並んでいて「駅前」らしい体裁は見せているのである。しかし廃業した店舗が駐輪場を営んでいたりするのがちらほら見られるのは西

    春日部土着民しか知らない場末の桃源郷「武里駅東口」の飲み屋街を歩く - 東京DEEP案内
  • 西武多摩湖線一橋学園駅最寄りのレトロで三色旗な「小平団地」とその周辺を歩く - 東京DEEP案内

    JR中央線国分寺駅から出ている「西武国分寺線・多摩湖線」のマイナー気味な2路線。地元民でなければなかなか使わない路線なのだろうが、そんな国分寺線に乗って鷹の台駅で降りると朝鮮大学校と創価学園と「ふれあい下水道館」がある香ばしい街である事はだいぶ前にお伝えしたかと思われるが、もう一方の多摩湖線に乗ると始発駅からいきなりショボい単線ホームが待ち受けていて一体どこの田舎だと思う訳である。それでひと駅先に一橋学園駅があり、そこを降りると駅前は結構な商店街になっているのだ。 しかし今回お伝えしたいのは一橋学園駅から徒歩10分程度の場所にある「小平団地」という古めかしい団地とその周辺の風景だ。さすが創価学園がある超絶文教都市小平市の事だけあって団地の前にも気合の入った三色旗な仏壇屋があり、そうかそうかと唸らずにはいられない。 朝鮮大学校と創価学園がある街・小平市へ再び 一橋学園駅から陸上自衛隊小平駐屯

    西武多摩湖線一橋学園駅最寄りのレトロで三色旗な「小平団地」とその周辺を歩く - 東京DEEP案内
  • 西武百貨店が閉店!「春日部」の中心市街地はどうなるのか金子商店のおでんを食いながら考えた - 東京DEEP案内

    埼玉県東部を代表する街、春日部市。東武伊勢崎線(意地でも東武スカイツリーラインとは言わない)で北千住から急行電車で片道約30分、大宮から東武野田線(意地でも東武アーバンパークラインとは言わない)で片道20分で来られるが、首都圏のベッドタウンとしては些か距離が遠く駅周辺の発展ぶりは今一つ。 春日部は日光街道の宿場町「粕壁宿」があった歴史の深い街で、「クレヨンしんちゃん」の地元だという事でアニメ聖地化に躍起な埼玉県の自治体らしく観光誘致にノリノリのようだが、あんまり肝心の観光客がわざわざ来るような雰囲気でもない。相変わらずパッとしない駅前風景と街の中心をぶった切る平面駅舎が鎮座し、北関東の地方都市のような佇まいだ。 そんな春日部の中心市街地にそびえる「西武春日部店」がなんと今年2月末で営業を終了する事となった。春日部市民のお買い物の中心でもあり旧「ロビンソン百貨店」の時代から親しまれ、「クレヨ

    西武百貨店が閉店!「春日部」の中心市街地はどうなるのか金子商店のおでんを食いながら考えた - 東京DEEP案内
  • 西川口の新中華街 (埼玉県川口市) - 東京DEEP案内

    埼玉県川口市の「西川口」という街は、一昔前までは東日を代表する裏名所として世の男性諸君にその名を轟かせていた街だった。しかし2005年頃から警察による取り締まりが強化され、違法にソッチ系の商売をしている業者がみるみる撤退した挙句、駅周辺にそうした店が入居していたテナントビルが空き店舗だらけとなり、我々が2010年頃にこの街を訪問した当時はさながらゴーストタウンのような状態に姿を変えていた。 しかしそんな「NK流が死んだ街」西川口が近年別の意味で目覚ましい変化を見せているのである。それは川口市や蕨市あたりではお馴染みの外国人住民の増加に因み、西川口駅周辺の新興チャイナタウン化が急激にパワーアップしていた事だ。西川口は現在どうなっているのか! 我々は京浜東北線に乗り、埼玉最強のアンダーグラウンド・タウン「西川口」へ久方ぶりの訪問を果たした。…とは言ってみたものの、西川口へは2016年に入って

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  • 【酒鬼薔薇聖斗×足立区】週刊文春がスッパ抜いた元少年Aが暮らしていたとみられる「花畑団地」とはどのような場所なのか - 東京DEEP案内

    今日2月18日発売の「週刊文春」(2月25日号)に掲載された衝撃の写真。今から19年前の1997年に起きた「神戸連続児童殺傷事件」の犯人である当時14歳の「少年A」が、関東医療少年院を退院して10年もの沈黙の後に突然手記を出版した事を契機に、週刊文春が250日にわたる取材の上で現在33歳となった当人の姿を撮影、直撃取材した旨の記事が巻頭を飾った。 週刊文春に掲載されていたボカシ入りの写真を元に2ch鬼女軍団が場所を特定し、元少年Aが住んでいた場所が足立区にある「花畑団地」だという可能性が非常に高いという事が分かった。 当方もストリートビューにて確認を行ったが、歩道のブロックやガードレール、街路樹の形状と少ないヒントではあったが、十中八九この場所であるとの確証を得た。鬼女軍団恐るべし…としか言いようがないのであるが、何故彼が花畑団地に住んでいたのか、そして花畑団地とはどのような場所なのか、少

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    jingi469
    jingi469 2016/04/11
  • 2020年東京五輪開催で消えそうな団地「都営霞ヶ丘アパート」は都心の限界集落だった - 東京DEEP案内

    莫大な資金を投じて行われたしぶとい招致活動が功を奏して2020年開催のオリンピックは東京に決まった。1964年以来56年ぶりの東京五輪開催決定の知らせは日の首都東京の存在感を再び世界に示す事になるのだろうが、その華々しい話題の一方で「消えてしまうもの」がある。 それは千駄ヶ谷駅にも程近い、国立競技場の南側一帯に存在する「都営霞ヶ丘アパート」だ。昭和39(1964)年に開催された東京五輪を前に、一足早い昭和36(1961)年頃に建設されたというかなり年季の入った都営団地である。この団地が2020年の東京五輪に向けて8万人収容、総工費1300億円を掛けて建設される「新国立競技場」の予定地に入っており、団地の住民は取り壊しに伴う立ち退きに迫られているというのだ。 いわば「五輪に生まれ五輪に散る」運命にある都営霞ヶ丘アパートを訪れた。計10棟ある中層棟ばかりの団地は建設当時にはシャレオツな最先端

    2020年東京五輪開催で消えそうな団地「都営霞ヶ丘アパート」は都心の限界集落だった - 東京DEEP案内
    jingi469
    jingi469 2015/09/02
  • 不法占拠バタヤ住民を住ませて半世紀、JR大久保駅近くにある「百人町区営アパート」の怪 - 東京DEEP案内

    新宿のお隣、最近元気が無くなってきたらしいコリアタウン新大久保の現状は先日お伝えしたばかりだが、またしてもこの街に残る胡散臭い話題を聞きつけてしまった。 JR大久保駅から線路沿いの道を職安通り方向に進むと現れる、三軒棟続きの二階建て長屋の存在…通りがかる人々は誰もがそこを何も無かったかのように通り過ごすが、実はこの場所にとんでもない「戦後史」が隠れ潜んでいた… この建物、地図上で見ると「百人町区営アパート」と記されている。それにしても全く生活感は感じさせないのだが、これが「住民」が存在する新宿区営のれっきとした区営住宅という事になる。何故こんなものが大久保駅近くのこの場所にあるのだろうか。 二階部分が住居、一階部分は事務所や作業所といった使われ方をしている様子だが、落書きされまくっているわ、どうにも荒れ果てている。外壁に蔦が絡まって余計に不気味さを増しているあたりが、かつての大久保の暗黒街

    不法占拠バタヤ住民を住ませて半世紀、JR大久保駅近くにある「百人町区営アパート」の怪 - 東京DEEP案内