EMI、Universal Musicなどのレーベル企業を抱える国際レコード連盟が数週間以内に雅虎中国(Yahoo!中国)を著作権法違反で提訴することが明らかになった。著作権法違反の疑いのあるサービスは雅虎中国の提供する音楽ダウンロードサービス「雅虎音楽捜索」。 国際レコード連盟の会長であるJohn Kennedy氏は「雅虎中国は会員(レーベル企業)の権利を侵しつづけてきた。そこでわれわれは訴訟を起こすことを視野に入れた。もちろん願わくばお互いが協議して問題を解決したい」と語る。 対して、目の前に訴訟が迫る雅虎中国はCNET中国の記者に対し「雅虎音楽捜索が提供するのは目録であって、違法コンテンツ自身ではないから権利侵害ではない」と反論する。加えて雅虎中国は「現在、EMI、Universal Musicらと業務提携で協議している最中だ」と語る。 提供するのは目録(URLリンクの集まり)だから