「ユニクロ」のファーストリテイリングが、国内の店長と本部の管理職ら約900人全員を数年以内に海外拠点に派遣すると報じられた。「グローバルで通用する人材を早期に育てること」が目的。その一方で、来日する外国人留学生に研修を受けさせ、即戦力として活用しようと考える会社もある。 大京「新卒採用の4人に1人は外国人」 中国などアジアの富裕層が有望客として浮上している日本の不動産市場。この動きを受けてマンション販売大手の大京では、2011年3月末までに年間5人程度の外国人を採用する予定だという。全体の新卒採用数は約20人、同期入社の4人に1人は外国人となる。 外国人顧客向けの商品企画力や販売力の強化がねらい。入社後はマンション販売に従事させながら、実務に必要な知識や資格を研修で取得させる。想定する求職者は、おもに日本の大学などで学ぶ「外国人留学生」だ。 現在、日本に留学している外国人は約13万人。この