食後に20分間ガムを噛むと、食後4時間にわたりエネルギー消費量が増加することが、ロッテと早稲田大学の共同研究により確認されました。ガムなら座って仕事しながらでも噛めるし、こんな楽なことはありません。 研究は、20代から60代の健常な男女13人を対象に行われています。食後にガムを2粒、20分間噛んでもらい、ガムをかみ始めてから4時間のエネルギー消費量、糖質の代謝量を示す糖質酸化量、食事で吸収された栄養素が体熱として消費される量を示す食事誘発性体熱産生の平均値を計測しました。比較のために、ガムと同じ栄養成分のタブレット2粒を摂取した場合も同様の計測を行っています。 その結果、タブレットと比較して、食後4時間平均のエネルギー消費量、糖質酸化量、食事誘発性体熱産生ともに明らかな増加が見られました。研究を担当した早稲田大学スポーツ科学学術院の宮下政司教授は、ガムの咀嚼により食事誘発性体熱産生として摂