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ブックマーク / promea2014.com (26)

  • 糖尿病は糖質に対する反応不全?

    糖尿病の質はインスリンなのか、グルカゴンなのか、それとも別のものか?それは別のものでしょう。人間の進化の過程で獲得したメカニズムに適応していない事が原因です。もちろん糖質過剰摂取です。 ただ、糖質とタンパク質に対するインスリンの反応を考えると、まだ私が知らないことがいっぱいありそうです。 今回の研究では糖尿病の人と健康な人を対象に糖質だけ摂取した場合と、糖質+タンパク質同時摂取の場合で分析しています。 摂取するものは、1時間当たりで体重1㎏あたり0.7gの糖質(50%ブドウ糖+50%マルトデキストリン)とタンパク質+アミノ酸の混合物を同時に含むものと含まないものです。タンパク質+アミノ酸は1時間当たりで体重1㎏あたり0.35gの量で、カゼイン加水分解物として50%、遊離ロイシンとして25%、フェニルアラニンとして25%です。(図は原文より) 上の図のAはインスリン値です。Bは3時間のイ

    糖尿病は糖質に対する反応不全?
    jintrick
    jintrick 2019/10/10
  • 糖尿病はグルカゴンの反乱なのか?

    「糖尿病はグルカゴンの反乱だった」というが最近話題になっており、糖質制限を推奨しているものとしては、やはり読むべきであろうと思い、先日読みました。たがしゅう先生のブログでの考察も面白く、非常に参考になると思います グルカゴンの知識を整理するには非常に良いだと思いますが、びっくりするような新たな知識はあまりないという印象です。これまで糖尿病の原因はインスリンの分泌不全であり、インスリンを中心に治療が考えられてきたというのがありますが、このではインスリンの欠乏よりもグルカゴンの過剰が原因だと言っています。 しかし、原因というものを考えるのであれば、グルカゴンの過剰は、そもそもインスリンの分泌障害が起きて、グルカゴンの分泌をコントロールできなくなったことから起きると考えられます。そしてインスリンが分泌異常を起こすのは、少なくとも2型糖尿病は糖質過剰摂取によるものと考えられます。(私は1型も

    糖尿病はグルカゴンの反乱なのか?
    jintrick
    jintrick 2019/09/24
    反証としては弱い。ネズミと人間は違うって言ってるだけ。
  • 高タンパク質摂取による有害性は? その3 アスリート

    前回の記事「その2」で、タンパク質摂取とmTORの活性化について書きました。その最後の方で最近若いアスリートにがんが多いのでは?ということを書きました。ただ、これは私の印象であり、最近はがんになったことを公表する人が増えたからなのかもしれません。 実際にデータはあまりありませんが、最近メジャーリーガーについての研究が発表されました。 それによると、全体的に死亡率は一般の人口と比較して低くなっていましたが、がんによる死亡率は高くなっていました。がん全体としては死亡リスクはわずかに8%増でしたが、肺がんで13%増(肺がんは有意差なし)、血液のがんが22%増、皮膚のがんが53%増です。皮膚がんについては太陽を頻繁に長時間浴びているので、その影響もあるでしょう。血液のがんは非常に気になります。 そもそも、プロのスポーツ選手になるような人は、もともと健康であることは明白でしょう。プロになった後も活躍

    高タンパク質摂取による有害性は? その3 アスリート
    jintrick
    jintrick 2019/08/09
    “「サンデーモーニング」の張本氏のコメントにはいつも不快な気持ちになりますが、彼がいつも言っている「走り込み」が足りないというのは一理あるかもしれません。” どうしても引き合いに出したかった感w
  • フリースタイルリブレを使った人体実験 その19 恐怖のファストフード 機能性低血糖発生!

    以前の記事「フリースタイルリブレを使った人体実験その15 ファストフード」で「フレッシュネスバーガークラシックバーガー低糖質バンズ使用」だけが異常な値を示していたので、もしかしたら間違いなのかと思い、今回もう一度チャレンジしました。合わせて、ケンタッキーの限定のメニュー「あら挽き黒胡椒チキン」も行いました。 そうしたところ思わぬ事態に陥りました。 まずはケンタッキーのあら挽き黒胡椒チキンから。 ホームページの栄養成分表によると1個当たり炭水化物9.4、物繊維0.4なので糖質は9gと考え、2個べて、糖質18gです。それでグルコース値(血糖値)は92→125です。33の上昇なので、糖質1g当たり約1.8の上昇です。前回のオリジナルチキンでも糖質1g当たり2.37の上昇なので、十分信用できそうな値ですし、糖質制限をしていてもチキン2は大丈夫そうです。 さて、問題のフレッシュネスバーガーです

    フリースタイルリブレを使った人体実験 その19 恐怖のファストフード 機能性低血糖発生!
    jintrick
    jintrick 2017/10/01
    「低糖質バンズ」の胡散臭さを指摘している良記事
  • フリースタイルリブレを使った人体実験その15 ファストフード

    せっかくフリースタイルリブレを付けているので、今回、できる限りファストフードに挑戦しました。べたのは前回も登場した「モスバーガー菜摘モス野菜」糖質量9.6g、「ケンタッキーフライドチキンのオリジナルチキンとレッドホットチキンひとつずつ」オリジナルが7.6g、レッドホットチキンが9.3g、合わせて糖質量16.9g、「フレッシュネスバーガークラシックバーガー低糖質バンズ使用」糖質量20.2gです。 結果は次のようです。 (クリックで拡大) それぞれのグルコース値(血糖値)のピーク値とべる前の値とピーク値の差、糖質1g当たりの上昇の度合いはそれぞれ、 モスバーガー:ピーク値106、差21、糖質1gあたり2.19 ケンタッキー:ピーク値129、差40、糖質1gあたり2.37 フレッシュネス:ピーク値209!、差119!、糖質1gあたり5.89! 前回モスバーガーは同じものをべていてその時のピ

    フリースタイルリブレを使った人体実験その15 ファストフード
    jintrick
    jintrick 2017/10/01
    KFCオリジナルチキンのSMBG。
  • トライアスロンでの死亡はまれではない!

    先日コメントをいただきましたが、マラソンなど過酷なスポーツは無理をしないことが大切だと思います。マラソンやトライアスロンの人気は非常に高まっていますが、やはり死亡率や心停止の割合は決してまれではありません。 「Death and Cardiac Arrest in U.S. Triathlon Participants, 1985 to 2016: A Case Series」 「米国トライアスロン参加者の死亡と心停止、1985〜2016年:症例集積」(原文はここ) 要約 レース関連のトライアスロンの死者の報告は、アスリートの安全に関する問題を提起している。1985年から2016年までの米国トライアスロン参加者の死亡および心停止に関する情報が集められ、2006年から2016年までのUSAT認可トライアスロンレースにおける死亡または心停止の発生率を計算した。 結果: 合計135人の突然死、蘇

    トライアスロンでの死亡はまれではない!
    jintrick
    jintrick 2017/10/01
    死にたくなければ競技スポーツで勝利を目指してはいけない。