日経文庫から出版されているこの本は、約200ページほどでとても読みやすい。 内容は起業の心得。起業前の準備段階、どんな事を考えて、どうやって今の会社を辞めるかから、起業して1年目、そしてその後まで、どうやったらうまく行くのかをご自身の体験をもとに綴っている。とてもリアリティーがある本だ。 元マイクロソフト社長の成毛さんの本は「本は同時に10冊読め!」に続いて2冊目だ。 前回は完全にインスパイアーされて、それ以来つねに同時に数冊の本を読むようになった。 これがまた素晴らしい。 以前は1冊の本を集中して読む派だったのだが、試してみると、同時に数冊読んでいるほうが頭に入ってくる。 そんな中でまたこの本に出会った。 やはり説得力がある。起業する前に会社のたたみ方を考えておくや、先にニュースリリースを計画する等、非常にリアルに感じた。 けして事業計画書の細かい書き方や、書類のそろえ方等がずらずら書い