100円ショップ「ダイソー」で販売されている、指が切れたように見せかける偽物のカッターナイフに、本物が交じっていたことがわかった。ダイソーを展開する大創産業(広島県東広島市)は3日、全国の店舗に販売停止を指示し、自主回収を進めている。これまでのところ、けがの報告はないという。 この商品は余興などに使う「ドッキリ!カッター」。刃の部分に指を入れる半円状のくぼみがあり、指が切れたような演出ができる。実際には刃は切れないよう加工されている。 同社によると、2日夜に東京都中央区の「晴海トリトン店」で商品を購入した客から「くぼみがない通常のカッターだった」と苦情があったという。この店舗で在庫を調べたところ、8点中6点に本物のカッターが交じっていた。 同社は本物のカッターが交じった経緯について調べている。購入者には返金する方針だという。 「ドッキリ!カッター」は同社が国内のメーカーに生産を委託し、中国