はじめに これまでの連載で、Webサイトを構築するにあたって、Catalystではどのように実現するかについて説明してきました。特に前回と前々回では2回にわたって、フォーム処理を実装するのに役立つ、パラメータ検証と自動設定を行うプラグインと、フォームにまたがって一連のトランザクション処理を実現するための、コントローラモジュールについて紹介しました。 連載の最後となる本記事では、Catalystでメール送信を便利に行うことのできるモジュールについて説明します(これまでの連載記事一覧)。 対象読者 Perlで簡単なスクリプトを作成したことのある方 Webアプリケーションの基本的な仕組み(HTTPリクエスト、レスポンスなど)についての知識のある方 必要な環境 本連載で紹介するサンプルなどで実行している環境は次の通りです。 CentOS 5.3 Perl 5.8.9 Catalyst 5.8003