私たち夫婦は二人とも本が好きである。とはいってもお互いに本の趣味は違うから、読んでいる本はお互いに違う。それでも、二人とも共通で興味のある本というのもある。それが夫婦関係に関する本である。 今まで夫婦でともに読んだ夫婦関係の本としては、北杜夫『マンボウ恐妻記』、はあちゅう『旦那観察日記』、黒川伊保子『妻のトリセツ』『夫のトリセツ』がある。どの本も、私たち夫婦の間に出現する問題はどれもほかの夫婦でも起こりうるものであり、その問題について私たちだけのものとして深刻に考えなくていいんだ、と教えてくれる。夫婦間の問題というものは人類普遍のものであり、それは適切な対処法を取れば解消できるのである。 マンボウ 恐妻記(新潮文庫) 作者:北 杜夫 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 2015/09/04 メディア: Kindle版 『マンボウ恐妻記』は、ひと時代前の夫婦関係について書いているが、暴走す
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