・カナダ、ブラジルは水力発電が多数。自然をフルに活用できる環境を有効に活かしている ・イタリアには原子力が無い ・イギリス、イタリア、ロシアなど欧州地域は天然ガスに寄るところが大きい ・中国やインドなどの新興国では石炭傾注度が高い ・フランスは8割近くを原子力に頼っている などが挙げられる。この傾向は去年掲載した2007年版とさほど変わらない。 各国のエネルギー事情は【各国エネルギー政策が見えてくる・世界主要国のエネルギー源をグラフ化してみる(「2010-2011」対応版)】でも触れた通り。「イタリアは1987年に脱原発政策が国民投票で決定してから、原発ゼロを貫いる(現在では方針転換を二度繰り返し、結局原発ゼロは継続しそう)」「フランスは独立独歩的な政策を現実のものとするため、他国に関与されにくい原発を促進している……が、【原発大国フランスの雑誌調査で「原発を廃止の方向に」意見77%に】に