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ブックマーク / natgeo.nikkeibp.co.jp (5)

  • 「コロナのつま先」の謎、コロナと同時に急増でも検査は陰性

    典型的なしもやけは、痛みを伴う皮膚の微小血管の炎症で、何度も寒さにさらされるせいで発症する。新型コロナのパンデミックの初期には、しもやけの症状を呈する患者が急増した。その原因が新型コロナウイルスなのかどうか、医師たちは首をかしげた。(PHOTOGRAPH BY SCIENCE SOURCE) 新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)発生後の数か月間に、リサ・アーキン医師は、これまでにないほど多くの腫れて変色したつま先を診察した。 アーキン氏は、米ウィスコンシン大学マディソン校の小児皮膚科医だ。例年なら、年間に診察する凍瘡(とうそう)、いわゆるしもやけの患者は2人ほどしかいない。ところが、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の最初の波が発生した2020年4月には、30人のしもやけ患者が受診した。「オンライン診療でも対面診療でも、救急外来は、つま先が紫色になり、腫れや水疱、不快

    「コロナのつま先」の謎、コロナと同時に急増でも検査は陰性
  • 古代の超大陸の陸塊が見つかる、ニュージーランド

    ニュージーランドは、フィヨルドランド国立公園(写真)をはじめとする驚異的な地質景観に恵まれている。こうした景観は、謎に包まれた8番目の大陸「ジーランディア」のほんの一部にすぎない。このほど、ニュージーランドの東海岸の地下に古代の超大陸の陸塊が隠されていたことが明らかになり、ジーランディアの複雑な過去を解き明かすカギとなることが期待されている。(PHOTOGRAPH WESTEND61 GMBH, ALAMY STOCK PHOTO) 南太平洋に、マオリ語で「テ・リウ・ア・マウイ」と呼ばれる失われた第8の大陸「ジーランディア」が隠れている。現在、約490万平方キロメートルにおよぶジーランディアの大半が海底下にあり、ニュージーランドの島々は海上に突き出たこの大陸の一部だ。 ジーランディアは最近になってその存在が科学者たちに認められた。これまで知られている中で、最も多くの部分が海中にあり、最も薄

    古代の超大陸の陸塊が見つかる、ニュージーランド
  • 新型コロナで糖尿病を新たに発症、なぜ? 進む研究

    インスリンは血糖値を正常に保つホルモンだ。(PHOTOGRAPH BY KLAUS OHLENSCHLAEGER, ALAMY STOCK PHOTO) 2020年の春、米国の新型コロナウイルス感染拡大の中心地だったニューヨーク市の医師たちは、新型コロナ感染症の入院患者の中に、血糖値が高すぎる人がかなりいることに気づいた。高血糖は糖尿病の代表的な特徴だ。 「糖尿病の既往歴がないのに、血糖値のコントロールが非常に困難な新型コロナ患者がいることに気づきました」と、米ワイルコーネル医科大学の幹細胞生物学者シュイビン・チェン氏は語る。さらに驚いたことに、新型コロナに感染する前は糖尿病ではなかった人が、回復後に新規に糖尿病を発症した例もあった。 新型コロナウイルスが肺を損傷して急性呼吸器症状を引き起こすことはよく知られている。しかし、感染者がなぜ、どのようにして糖尿病のような慢性疾患を突然発症するの

    新型コロナで糖尿病を新たに発症、なぜ? 進む研究
  • 米国で相次ぐ「ガス禁止」条例、CO2削減に効くか

    プロの料理人の中には、ガスの火を愛用している人もいる。彼らはガス業界とともに、オール電化への移行を求める動きに抵抗している。(PHOTOGRAPH BY CHARLI BANDIT, GETTY IMAGES) ガス禁止の動きが、米国で拡大しつつある。 カリフォルニア州のバークレー市議会が前例のない大胆な行動に出たのは、2019年夏のこと。ほとんどの新築の建物に対して天然ガス設備の設置を禁止したのだ。 「二酸化炭素の排出源を調べたところ、建物での天然ガスの使用が大きな割合を占めていることがわかったのです」と、この条例制定に尽力したケイト・ハリソン市議会議員は言う。その排出量は市全体の排出量の実に37%を占めていた。自動車も大きな排出源の1つだが、市には排ガスを規制する権限はない。「けれども、建物なら市の権限で規制できます」 バークレー市の先駆的な条例を受け、多くの都市が同様の規制に乗り出し

    米国で相次ぐ「ガス禁止」条例、CO2削減に効くか
  • 恐竜に寄生した吸血ダニ、琥珀で発見、9900万年前 | ナショナルジオグラフィック日本版サイト

    マイケル・クライトンの小説『ジュラシック・パーク』で、琥珀の中の蚊に残っていた血から復活させられた恐竜たちがスクリーンにデビューしたのは1990年代だった。このときから、琥珀に閉じ込められた血を吸う寄生生物は私たちの想像力を掻き立ててきた。そしてついに、科学者たちが物を発見した。羽毛恐竜から血を吸っていたダニが、ミャンマーで見つかった9900万年ほど前の琥珀の中に残されていたという論文が、12月12日付けの科学誌「Nature Communications」に発表された。 寄生生物のひとつは、恐竜のものと思われる羽毛に絡まった状態で琥珀に閉じ込められていた。もうひとつは、同じ地域の別の琥珀から発見されたが、体が通常の大きさの8倍にも膨れ上がっていた。これは、寄生生物が死んだときに血を吸っていたことを示している。(参考記事:「恐竜時代の鳥の翼、琥珀の中でありのまま保存」) この羽毛は、羽毛

    恐竜に寄生した吸血ダニ、琥珀で発見、9900万年前 | ナショナルジオグラフィック日本版サイト
    jjj777
    jjj777 2017/12/15
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