長野高専の学生が、「Honny」と呼ばれるWebベースのOSSローカライズシステムを考案、論文の公開と共に運用実験を行っている。 ソフトウェアがコミュニティでローカライズされることは多くなってきている。だがまだ主要なオープンソースソフトウェアしか満足に翻訳されておらず、知名度が低くなればなるほど翻訳されている確率は低い。そして大人数で翻訳作業を行う仕組みが十分でないため、この問題は未だに放置され続けている。もちろんPootleやLauchpad、Transifexといったローカライズ基盤はあるものの、これらは日本人にとって扱いにくいといった問題点がある。 ひと通り使ってみた感想だが、翻訳は翻訳メモリなどが用意されておらず、正直「微妙」の一言に尽きるが、査読が簡単に行えるような仕組みが用意されているためいい感じだ。 コミュニティ形式でのソフトウェア翻訳について興味がある人は、一度チェックして