「モバイル野郎」こと村上臣氏が10月末でヤフーを退職した。同氏は、モバイルに乗り遅れていたヤフーを“スマホファースト”に牽引すべく、CMO(Chief Mobile Officer)として陣頭指揮をとった人物である。 40という境目の歳にヤフーを退職した村上氏が次に進んだのは、マイクロソフトに約3兆円で買収されたビジネスSNS「LinkedIn」の日本代表だ。同社は、世界最大のビジネスSNSとして各国で高いシェアを持つものの、5年前に上陸した日本での存在感は今ひとつ。 現在、日本でビジネスSNSとして広く利用されているのはFacebookだろう。ただし、日本国外ではプライベート向けのSNSとしての色が強く、国内では、プライベートとビジネスの人間関係が混ざってしまっているケースが多い。働き方改革の掛け声かかる、日本でのLinkedIn再出発を託された村上氏に、日本代表に就任した経緯と今後の展
だれでも好きなだけ壁に絵を描いていい、ストリートアーティストにとっては夢のような場所が米テキサス州オースティンにある。自由気ままに描く人たちを見に、世界中から見物客が集まり、休日になると交通渋滞ができるほどの人気だ。迷惑がられる「グラフィティ」が、ここでは立派なアート。それが「落書き公園」だ。 様々な高さの壁が立ち並ぶ丘で、小さな子どもから著名なアーティストまでが、せっせと壁の絵に取り組んでいる。音楽をかけながらブラシを動かす人、壁に掛けたはしごに登って最後の仕上げにかかる人。見物人とおしゃべりに興じる人。だれもが自由なアーティストだ。 この場所を管理するNGO「HOPE」のプロジェクトマネジャー、マイルス・スターキーさんによると、「落書き公園」の始まりは2011年にさかのぼる。 この斜面の上に土地を持つビクター・アヤドさんは、「落書き公園」がある約2万8千平方メートルの敷地にコンドミニア
2017年は「プレミアムフライデー」「週休3日」「テレワーク」といった「働き方改革」が大きな注目を集め、残業時間の短縮や労働形態の多様化に取り組む企業が増えた。その一方で、「改革の影響で残業代が減り、生活が苦しくなった」「結局、自宅に仕事を持ち帰って作業している」――と弊害を指摘する声も挙がっている。 人手不足による業務過多などによって労働時間の短縮に踏み切れない中小企業や、旧態依然とした体制を変えられず、柔軟な勤務制度などを導入できない企業も多く、企業間の働き方格差も広がっている。 18年以降も大手企業を中心に広がるであろう働き方改革は、これからのビジネス界をどう変えていくのだろうか。 人材大手で人事や採用担当を歴任した経験を持ち、ビジネス界の動向に詳しい“ブラック企業アナリスト”こと新田龍さんは、「働き方改革によって残業時間が減ると、人材の生存競争はより厳しくなる。新しい働き方に対応で
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