落選し、深々と頭を下げ事務所を後にする千葉景子法相=横浜市中区で2010年7月12日午前0時54分、尾籠章裕撮影 法相として5選を目指した民主の千葉景子氏(62)=神奈川選挙区=は、みんなの党の躍進を受けて落選した。横浜市中区の事務所で「内閣を支えて、しっかりやらなければいけない(立場)。重く受け止めなければならない。私のこれまでの活動、選挙戦での活動を見て『もういいんじゃないか』と判断を下されたわけだと思う」と述べた。 改選数3の同選挙区は、千葉氏と民主の金子洋一氏(48)、自民の小泉昭男氏(64)の現職3人に、みんな新人の中西健治氏(46)が挑む構図。千葉氏は、法相としての知名度から当初は安定した戦いが予想された。しかし民主党県連は、昨年10月の補選で初当選したばかりで苦戦が予想された金子氏の支援に重点を置いた結果、民主支持層の票が金子氏に流れたのが響いた。 また、一部保守層から、法相