日本IBM(株)は4日、メインフレームの技術を投入したハイエンドUNIXサーバー『eServer pSeries 690 モデル681』“Regatta”(レガッタ:コードネーム)を発表した。pSeries 690は1.1/1.3GHz動作の『POWER4』プロセッサーを最大32基搭載し、従来機の2倍の性能という。11月に限定出荷を開始し、12月14日に本格的な出荷を開始するとしている。 pSeries 690には、これまで同社のメインフレーム『eServer zSeries』で提供してきた、MCM(Multi-Chip-Module)プロセッサー、LPAR(エルパー:論理パーティショニング)技術、“eLiza(イライザ)”と呼ぶ自己修復機能などを搭載している。 pSeries 690が搭載するPOWER4は、0.18μmプロセスの銅配線技術と、SOI(シリコン・オン・インシュレーター)(