河村たかし氏(60)は28日、戦後7人目の名古屋市長に就任する。河村氏に51万票をもたらした市長選の意味と河村市政の行方を、報道センターの岡崎大輔(名古屋市政担当)、月足寛樹(愛知県政キャップ)、丸山進(県政担当)が話し合った。司会は三岡昭博デスク。 ◇待望感、渇望感あった --まず、この結果をどう見るかから。 月足 やっぱり変革なんですよね。河村さんの政策のことを知らなくても「あの人なら変えてくれる」みたいな言い方をする人が何人もいた。 岡崎 市議団の幹部も同じことを言っていたが「これだけ民意がつくと増長しないかということだけが怖い」とも言うんですね。「そこは我々が丁々発止やらないといけない」と。 月足 その通り。 丸山 細川(昌彦)陣営には、もうちょっと河村批判票が来るという期待がありましたが、差を詰められなかった。 月足 細川さん、28万票よく取ったよ。これまでの市長選を振り返れば、