大手製紙メーカーの大王製紙は栃木県の紙おむつ工場で今月末からマスクを生産し、夏には一般の家庭向けにも販売を始めることにしています。 大王製紙は、これまで海外でマスクを生産していましたが、およそ2億円を投資して栃木県の紙おむつ工場にマスクの生産設備を導入し、国内での生産を始めます。 今月末から、月に400万枚のペースで生産を始め、病院など医療機関や介護施設などに優先的に供給するということです。 その後、生産設備をさらに増強して、ことし7月には生産量を月に2600万枚まで増やし、一般家庭向けへの販売も始める計画です。 大王製紙は「マスク不足が続く中で一日も早く必要とされる方々にマスクを供給するため、国内での生産開始を決めた」としています。 マスクの品薄が続く中、製紙業界では王子ホールディングスも子会社の国内の工場にマスクの生産設備を導入し、1か月当たり200万枚生産すると明らかにしています。
![大王製紙 マスクの国内生産開始へ | NHKニュース](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/0e1eb94dacf54b65a74f0d4ec05ea5aaaef42180/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww3.nhk.or.jp%2Fnews%2Fhtml%2F20200427%2FK10012407601_2004271757_2004271805_01_02.jpg)