テレビを見る感覚でプログラミング 上野宣は忙しい。 2016年7月、シンガポールで開催された「RSA Conference 2016 Asia Pacific&Japan」に出席した後、すぐに台湾のセキュリティカンファレンス「HITCON」へ。一度日本に戻るも、一週間と空けずに渡米。世界最大のセキュリティカンファレンス「Black Hat」とハッカーの祭典「DEF CON」で、最新のセキュリティ情報を収集し、ハッキングの“今”を肌で感じるためだ。ちなみに、渡航費・滞在費はすべて自費である。 「自分は大規模なセキュリティ企業に勤めているわけではないので、こちらからアクションしなければ、最新技術や情報は入ってきません。だから、さまざまなイベントや人が集まる場所に赴いて多くの人と知り合ったり、情報交換をしたりしないといけない。海外のカンファレンスは、採算度外視で参加しています。と言っても、そこで
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