IDC Japanは8日、2015年の世界ICT市場を特徴付ける技術や市場トレンド、ベンダーの動きなど主要10項目を発表した。これによると、IoT支出の3分の1は、産業特化型ソリューションのインテリジェント組み込みデバイスが占めるという。また、中国のICT支出は、世界ICT支出の成長の43%を占めるとした。 IDCの発表によれば、2015年の10項目の予測すべてにおいて重要な役割を担っているのが、「モビリティ」「クラウド」「ビッグデータ」「ソーシャル技術」からなる“第3のプラットフォーム”への加速的な移行だ。発表した10項目は以下の通り。 世界ICT支出は前年比3.8%増、3兆8千億ドル。成長のほぼ全てが第3のプラットフォーム技術 通信サービス市場では、無線データ通信が最大の、かつ最速の成長領域になる スマートフォンとタブレットの売上は通信サービスを除くIT支出成長の40%を占める クラウ