イタリア・セリアテで新型コロナウイルス感染症で亡くなった女性の棺に祈りをささげる聖職者(2020年3月28日、写真:ロイター/アフロ) (酒井 吉廣:中部大学経営情報学部教授) 政治家の仕事は決断力と説明力 3月23日、小池百合子・東京都知事は都市封鎖の可能性について言及した。同25日には「感染爆発 重大局面」と説明し、会見で知事に臨席していた医師(恐らく都の職員か委託者。実際に患者を診ているとのこと)が「感染者の80%は症状が軽いが、20%は入院が必要、全体の5%は症状の進行が早く集中治療室に入らない(人工呼吸器を付けない)と助けられない」と話した。ようやく事実を率直に伝える医師が都知事とともに登場したという印象だった。いずれにせよ、都知事の記者会見は新型コロナウイルスに対する都民および国民の危機感を一気に醸成した。 小池都知事の発言は、2月27日に「3月2日から春休みまで全国の小・中・
タレントの志村けん(本名・志村康徳)さんが29日午後11時10分、新型コロナウイルスによる肺炎のため入院していた都内の病院で亡くなった。所属事務所が明らかにした。70歳だった。新型コロナウイルスに感染し、20日から入院し、人工心肺による治療を続けていたが、29日未明に容体が悪化した。 志村さんは17日に倦怠(けんたい)感があったため自宅療養。その後、発熱やせきの症状が出始め、19日には呼吸困難となった。翌20日に自宅を訪問した医師の判断で都内の病院に搬送され、重度の肺炎で入院した。新型コロナウイルス検査で陽性が判明した23日に病状が悪化。25日に港区から新宿区の病院に転院し、人工心肺による治療を続けていた。
さとう・もとひろ/1992年一橋大学経済学部卒業、98年クイーンズ大学(カナダ)博士号(経済学)取得、99年一橋大学に着任、現在に至る。専門は財政学。主な著書に「地方税改革の経済学」(エコノミスト賞)など。2019年に日本経済学会石川賞。政府税制調査会委員、財政制度等審議会委員などを歴任。1969年生まれ。 DOL特別レポート 内外の政治や経済、産業、社会問題に及ぶ幅広いテーマを斬新な視点で分析する、取材レポートおよび識者・専門家による特別寄稿。 バックナンバー一覧 何のための現金給付か “規模”先行で議論は混乱 世界保健機関(WHO)がパンデミックを宣言した新型コロナウイルスの感染拡大で、各国政府は金融緩和に加えて、大規模な財政出動を検討している。 米国トランプ政権は1兆ドル規模の経済対策を打ち出し、うち家計には1人当たり1200ドルの現金を配るという。 日本では小学校の休校で保護者が仕
昨年の4月12日、東京大学の入学式での上野千鶴子氏の祝辞が話題を呼んだ。 上野氏がその祝辞でも言及していたのが、東大の女子入学者数が全体の2割を越えないという事実だ(昨年度のデータによると約18%)。上野氏はこの一因として「女性の価値と成績のよさとのあいだには、ねじれがある」点を挙げていた。
森友学園問題への対応を巡って近畿財務局職員が自ら命を絶った理由は、公文書から「安倍昭恵」の名前を消す改竄を強いられたことだった。職員の遺書が公になり、改めて疑惑の渦中にある昭恵夫人が、よりにもよって芸能人らと“桜を見る会”を楽しんでいた──。 国会では、野党が昭恵夫人の証人喚問を求めていた3月下旬、都内某所、ライトアップされた七分咲きの桜をバックに13人の男女が笑顔で肩を寄せ合い、1枚の写真に収まっている。中心にいるのは、昭恵夫人だった。 別掲写真は参加者のひとりが撮影したもののようだ。写真を見た参加者の知人はこう話す。 「この日の参加者は、昭恵さんを囲んで以前から集まっていた人たちが中心だそうです。写真で昭恵夫人の隣にいるのは人気モデルの藤井リナさん。2014年にYouTubeで昭恵さんと対談するなど、もともと交流があったようです。前列にはジャニーズのアイドルグループ・NEWSの手越祐也
新型コロナウイルスに感染した阪神・藤浪晋太郎投手(25)が参加していた14日の食事会の参加者が13人以上だった可能性があることが29日、わかった。西宮市内で取材に応じた谷本修副社長兼球団本部長(55)が「のべ何人になるかはわからない。12人以上いた可能性はあります」と明らかにした。 藤浪が陽性と診断を受けて揚塩社長は27日に会見し、14日に行われた食事会で感染した可能性があることを指摘。その参加者は球団7選手と社外から5人の計12人としていた。しかし28日に大阪府で新たに感染が明らかになった20代女性2人と、29日に神戸市内で新たに感染が明らかになった20代女性1人が、この食事会に参加していたことが明らかに。藤浪と伊藤隼、長坂の球団3選手と一般人3人の計6人の感染者が食事会から出たことになった。これを受けて球団は7選手に改めてヒアリングしたところ、13人以上の参加者がいた可能性が高いことが
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普段は通勤の車で混み合う道路は、車の通行がほとんどなくなっていた=17日、イタリア・ローマ (c)朝日新聞社 発症国の中国を抜き、世界最多となった米国は感染者が10万人を突破、死者は1619人に達した。次いで多いイタリアは感染者が8万6498人に達し、死者数は9134人と世界最多となっている。イタリア出身で米国の首都ワシントン在住のジャーナリスト、シッラ・アレッチさんが両国の現状をルポした。 【写真】国際調査報道ジャーナリスト連合(ICIJ)の記者、シッラ・アレッチさん * * * イタリアの新型コロナウイルス感染ホットスポットとして世界中で知られるようになったロンバルディーア州のベルガモという小さい街に私が初めて訪れたのは今年1月26日だった。いとこがそこに住んでいて、ローマから電車に乗ってミラノ経由で訪問した。 私がイタリアを去ったのは2月中旬。ローマ空港の到着ターミナルでその時は
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