【国難突破】 最近の安倍晋三首相は、世界外交において並外れた重要性を持ち始めている。北朝鮮、イランという2つの核開発国家について、ドナルド・トランプ米大統領と連携して積極外交に乗り出す一方で、トランプ氏と溝の深いEU(欧州連合)とは「自由貿易の死守」という主題で関係を深め、支持率低迷の中で強硬姿勢を強めるウラジーミル・プーチン大統領のロシアとも薄氷を踏む外交を継続している。 賛否は分かれるが、中国の存在感が年ごとに増すなか、安倍外交が、日本経済の失速を防ぎ、安全保障上の担保となっているのは間違いない。 が、その半面で、国内政局は沈滞しきっている。 今国会でも、野党は「統計不正」問題や、「老後資金2000万円」問題についての政権攻撃に終始し、しかもそれが全く効いていない。野党で最も政党支持率が高い立憲民主党でさえ、軒並み1ケタ(=最新の産経新聞社・FNN=6・8%、NHK=5・1%)というあ
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