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ブックマーク / tumada.medium.com (10)

  • 既存アイデアのサーベイ手法

    学生の皆さんと接していると、「新しいアイデアを考えるとき、既存のサービスやアイデアをどこまで知っているかがアイデアの質に大きく影響するのではないか」と感じます。 (素人だから真新しい発想が生まれる、というのはかなりレアケースです) そこでこの記事では、新たな Web サービスのアイデア探索の際に役立つであろう、サーベイのためのサービスを紹介します。 TechCrunch (Link)英語版でキーワード検索してみると、過去のスタートアップの試みが色々と出てきます。ぜひこちらも参考にしてください。 Google意外と Google で検索することをしない人も多いので、一度検索してみてください。「キーワード + Startup」と検索すると、そのキーワードに関係するスタートアップが出てくることが多々あります。 CB Insightsもし興味のある業界が決まっているのであれば、CB Insight

    jqk77
    jqk77 2017/09/07
  • 落合陽一さんとの対談『超AI時代を生き延びる逆説的思考』

    Business Insider で落合陽一さんとの対談の連載が掲載されました。考え方を比較することで際立って見えてくることもあると思いますし、個人的にも色々と面白かったので興味があれば是非ご一読ください。カッコ内は第何回の記事に書いているかです。 ブルーオーシャンに気付くためのサーベイの重要性(1, 3)イノベーションに対する誤解とデプロイの時代(3)社会的インパクトと長期スパンと面倒な仕事(2, 3)マイルドなカルト (1)挑戦回数の勝負と筋肉の重要性(1, 3)偶然性とリフレーミング(1, 3)エモさと享楽と偶然性(2)やりたいこととやるべきことと気付くこと(2, 3)第三回の最後には以下のようにこの対談をまとめています。 これからはひとりひとりが自分固有のエモさや気付きを軸足にしながら、大量にサーベイできる体力を維持し、マイルドなカルトに賛同してくれる仲間と一緒に挑戦と行動を繰り返

    落合陽一さんとの対談『超AI時代を生き延びる逆説的思考』
  • 【スライド】Re: 逆説のスタートアップ思考 <七つの逆説>

    京都大学 情報学同窓会の超交流会 2017 で発表した資料です。今年3月に出した新書の内容をアップデートしながら、一年ぶりに改訂して 7 つにまとめてコンパクトにしました。Slideshare はこちらです。 不合理なアイデアのほうが合理的難しい課題のほうが簡単ややマイルドなカルトであれ多数の Like より少数の Love を競争は負け犬の戦略 — 独占せよホームランになるアイデアを選ぶアイデアは考えるのではなく気付くもの代表的なものだけを集めたので使いやすいといいなと思います。

  • 『技術力』を分解する

    の製造業の敗因に関するを少し集中的に読んでいました。その中で気になったのが「技術力」という言葉です。 「人間力」という曖昧な言葉が嫌いな人は多いと思いますが、その割に「技術力」「科学力」という言葉はそういう方々もたまに使われているように感じています。たとえば Nature の特集を受けて、日経新聞で「日の科学力がこの10年で失速」という記事が出ていますが、そこでは自然と科学力という単語が使われています。同様に数々の書籍で「技術力」という単語が多数使われていました。 では実際、技術力という言葉はどのような意味で用いられているのでしょうか。 たとえば、 「日技術力では負けていないがビジネスで負けた。例えば鴻海がシャープの最先端の液晶パネルに出資したのが技術力がある証拠」(大意)という議論もあれば、 「企業はビジネスで勝つために技術開発をしているのであり、技術で云々は負け惜しみに過ぎ

    『技術力』を分解する
  • デプロイの時代

    若手研究者の方との対談(近々 Web に記事が出る予定)の中で、VR や深層学習、そして IoT、Edge など、様々な技術分野にまたがりながら研究をされているその御方が、どういった方針で技術を採用して研究や実装を進めているかを聞いて、Perez の S カーブを思い出しました。 S カーブを簡単に図示すると以下のようになります。 優れた理論は過去を説明できるだけではなく、未来を予測することの役にも立ちます。そして冒頭に挙げた研究者の方の話を聞いていると、この S カーブは個別要素技術の予測や整理においてもある程度応用できるのかなと思いました(もちろん類似の整理法では Gartner のハイプサイクルもありますが、ちょっと視点が違うので、Perez のほうを使ってみます)。 例えばその研究者の方の技術採用と応用の方針をお伺いすると、それぞれの技術について以下のような判断がなされているようで

    デプロイの時代
  • Airbnb の初期ピッチ資料は YC の 3 分ピッチテンプレート通り

    Y Combinator の Stanford での講義に基づいて作った、「スタートアップの 3 分ピッチテンプレート」では、以下のピッチの構成をお勧めしています。 課題解決策市場規模トラクションユニークな洞察ビジネスモデルチームこの最初に 0. タイトルと、最後に 8. Closing Remarks が入る、というのが一般的で分かりやすいピッチの構成です。 このテンプレートの構成ですが、Airbnb の初期のピッチ資料の構成がうまく対応していたので、それぞれを比較しながらの解説を 5/24 にしてみました。その解説の文字起こし記事です。 なお、下記のスライドにより、Airbnb は 2009 年に Sequoia Capital から 6,000 万円の資金調達ができたようです。

    Airbnb の初期ピッチ資料は YC の 3 分ピッチテンプレート通り
  • スタートアップからスケールアップへ

    イベントで Q&A を受けていると「スタートアップのスケールのノウハウはないのですか?」と聞かれることがあります。正直私もそこまでまとまった資料を見たことがないのですが、紹介する Blitzscaling (CS183C) などの講義などはあります。この記事はそうした参考資料の紹介です。 何はともあれプロダクトマーケットフィットスケールアップの段階はプロダクトマーケットフィット (PMF) を達成した後と言われています。なのでまずは PMF について解説します。 Twitch の創業者である Emmett Shear いわく、プロダクトマーケットフィットに辿り着くまでの仕事は、岩を必死に押しながら山の坂を登るような大変で地道な作業であり、プロダクトマーケットフィットによって山の頂上にたどり着き、そしてプロダクトマーケットフィット後は山の下り坂を転がり落ちていく岩を全力疾走で追いかけるような

    スタートアップからスケールアップへ
  • やりたいことは、やってみないとわからない

  • 効果的な 1 on 1 ミーティングのためにマネージャができること

    2016 年に逝去した、元 Intel CEO の Andy Grove による High Output Management の日語訳が復刊され、さらに Hard Things の Ben Horowitz の序文がついたことで、改めてスタートアップ界隈でも 1 on 1 (ワンオンワン) ミーティングの効果が注目され、各社や各人の 1 on 1 のノウハウが共有されるのではないかと期待しています。 Y Combinator の Sam Altman はスタートアップ初期でのコミュニケーションの重要性を何度も説いています。特にスタートアップは業務が複雑になりがちで、かつ状況の変化も早いため、コミュニケーションがボトルネックになりがちです。 コミュニケーションの遅れは意思決定の遅れにつながります。そして意思決定の遅れは事業の進捗を遅らせたり、トラブルの兆候を見逃してトラブル発生の原因にな

    効果的な 1 on 1 ミーティングのためにマネージャができること
  • 起業家はリスクを極力取らない

    最近立て続けに「起業家はリスクを取らない」と書いているを読みました。アントレプレナーという単語の原義が「リスクを負う人」という意味にも関わらず、です。 Originals というの中では、起業に専念せず業を続けた起業家は、業を辞めて起業に専念した起業家よりも失敗の確率が 33% 低かったという研究結果が引用されています。これが正しければ、リスクを嫌っている起業家のほうが成功しているということです。 そしてビリオネアを調査した PwC のでも、特段ビリオネアにリスクを好む傾向は見られなかったと言います。 例として、ビリオネアとして有名な Bill Gates を見てみます。彼は Microsoft を始めるために Harvard を中退した、と各所で喧伝されています。しかし実態としては、学部二年生で Microsoft の事業を開始したあとも一年間学業を継続していたそうです。しかも

    起業家はリスクを極力取らない
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