◆北朝鮮軍にサイバー戦部隊、労働党らが直接統制 合同参謀本部で幹部を務めた軍消息筋が11日、 北朝鮮軍が人民武力省総政治局傘下に121部隊を創設し、 韓国軍の指揮通信網を混乱させ、 サーバやインターネットシステムを破壊する、 実質的なサイバー戦を行っていると明らかにした。 これまでは作戦を担う人民武力省総参謀部所属の偵察部隊が、 ハッキング部隊を運営しているとされてきた。 こうしたサイバー戦部隊が実在すると伝えられたのは これが初めてとなる。 同消息筋はまた、北朝鮮は 最高権力機関の労働党と国防委員会など 国レベルでサイバー戦を行っていると指摘している。 金正日総書記は、インターネットを 「国家保安法が無力化する特別な空間」と認識しており、 韓国内のインターネットを積極的に活用するよう指示したという。 労働党秘書局傘下に対内外サイトを開設・運営し、 各国の情報を収集し分析していると説明した