過去の記事 「まるで人身売買」/悪質化する売春あっせん 2001年2月3日 Tweet 昨年4月以降、売春問題で警察などに駆け込む深刻なケースが増えている。1月31日には売春防止法違反(売春の場所提供)に問われていた女性飲食店経営者(40)に懲役1年6月、執行猶予3年が言い渡された。県外出身の女性が多額の借金を背負わされ売春を強要されているケースもあり、あっせんルートが浮かび上がっている。 北から南へ 「ドライブしようよ」。A子さんは、札幌の繁華街で男に声を掛けられた。サラ金に約数十万円の借金。持病が理由で仕事もみつからずあせっていたA子さんは「夜の仕事だけど」との言葉にためらいながらも誘いに応じ、別の男を紹介された。男は「売春は犯罪だけどソープ(個室付き特殊浴場)は違う。危険なものではないので心配しないで」と強調した。 大阪経由で沖縄へ。沖縄に来るまでに会った数人の男たちの人