震災がれき広域処理が暗礁に乗り上げている。放射性汚染物質拡散阻止が大きな理由のひとつとなっている。一方、首都圏の一般ゴミ焼却灰の高濃度汚染に関しては、話題にさえなっていない。 【関連エントリー】 震災がれきの処理、まずは岩手県沿岸部分から(2012年11月13日) 震災がれき広域処理に対する島田市の真摯な取組み(2012年3月15日) 「がれき広域処理」は愚の骨頂-「放射性物質は拡散せず封じ込める」が放射線防護の鉄則 | すくらむに立命館大学名誉教授安斎育郎氏の講演内容が記載されていた。 いま、がれきを広域処理すべきという議論がありますが、「放射性物質は拡散せず封じ込める」という放射線防護学の鉄則から考えると愚の骨頂と言わざるを得ません。がれきに放射性物質が含まれているわけですから、安全確保を第一として地方自治体に拡散せず国の責任で集中的に管理しなければなりません。 震災がれきの広域処理に