ほとんどのプログラミング言語には、ANDやORを表す論理演算子が用意されている。 そして、左辺を評価した時点で論理式の結果が確定した場合には右辺の評価を行わないことを、ショートサーキット評価(短絡評価)という。 例えば、A AND Bという論理式があった場合、Aがfalseなら、その時点で式全体の結果はfalseで確定するため、Bがどうであるかについてはチェックしない。 JavaScriptの論理和演算子||と論理積演算子&&も、ショートサーキット評価を行う。 これを利用することで、コードを簡略化したり、パフォーマンスを向上させたりすることが出来る。 論理演算子の挙動 ショートサーキット評価を利用するためにはまず、論理演算子がどのように動くのかを理解しないといけない。 なお、以下の説明は、どのような結果を生むのかについての説明であり、内部的な挙動については正確ではない可能性がある。 まずは