愛知県吉良町の鈴木誠副町長(62)が20代の女性職員にキスを強要するなどのセクハラ行為をしたと苦情を受け、31日付で辞職することが22日、分かった。「セクハラではないと思うが事実だ」と行為を認めたという。 同町によると、鈴木副町長は4月中旬から副町長室などで、女性に抱きついたほかキスを6回前後するなどした。女性が17日に上司に相談して発覚。同町は「女性が被害の公表を望まなかった」として、処分せずに副町長が提出した退職願の受理を決めた。 鈴木副町長は町職員として採用され、総務部長などを経て平成15年6月に助役(現副町長)に就任した。