幼児教育に時間とお金をかけるのが一番効率的だという調査結果があります。しかし、幼児期からの英才教育には大きな落とし穴があったのです。知識偏重の早期教育がもたらす弊害を、米ボストン大学教授の研究をもとに紹介します。 『グローバル社会に生きる子どものための-6歳までに身に付けさせたい-しつけと習慣』の著者で、日本と欧米の優れた点を取り入れたしつけを提唱している平川裕貴です。 最近、教育を経済学の立場から考察する本が出版され話題になりました。その中で、幼児教育に時間とお金をかけるのが一番効率的だという調査結果が紹介されています。 そう聞くと、幼児期から子どものお尻をたたいて「勉強しなさい!」と言い続けてきた教育ママは、「してやったり」と思うかもしれませんね。 ところが、幼児期からの英才教育には大きな落とし穴もあったのです。 今日は、知識偏重の早期教育がもたらす弊害を、米ボストン大学のピーター・グ