「Microsoft Office」をオフィススイートの主役の座から引きずり下ろす試みは、巨大な敵対勢力ではなく、アリの大群さながらの無数の小さな勢力によって進められているようだ。 人気の生産性スイートに含まれるデスクトップアプリケーションを従来使っていた作業をオンラインで処理するため、多数の新興企業がサービスの開発に取り組んでいる。米国時間10月11日からサンフランシスコで開催されたカンファレンス「Office 2.0」では、そうした企業の多くによって最新の成果が披露された。 その中の1社であるSmartSheet.comは、オンラインコラボレーションソフトウェアのアップグレード版を公開している。これはスプレッドシートと電子メールのホスティングサービスを軸に構築されたソフトウェアだ。といっても、単にExcelをオンライン上で模倣したものではなく、Web 2.0でお馴染みのツールを使用して