甘利経済産業大臣と東京証券取引所の西室会長が、タタグループ総帥らインド財閥首脳と会談したという。いよいよインド企業の東証上場が実現しそうで、これにより日本のITサービス業界もちょっと面白くなるかもしれない。なぜなら、インド企業による日本の大手ITサービス会社買収に向けた“インフラ”が整うからだ。 東証は取引所同士のグローバル競争に打ち勝つため、外国企業に対して上場へ向けた働きかけを強めている。ただ、米IBMが東証から“撤退”したように、欧米企業はあまり相手にしてくれない。で、狙い目はインド企業や中国企業ということになる。インド企業の場合、制度上の問題で直接上場ができないので「預託証券」の上場スキームを使うらしいが、基本的に株式を上場するのと変わりはない。 さて、外国企業が東証に上場すると何がよいのか。日本での資金調達が容易になるのはもちろん、例の三角合併も可能になる。三角合併は、外国企業に
6月29日の発売当日に「iPhone」を入手してから数日が経過。使い方にも慣れてきたことで,iPhoneの実像が見えてきた。それを一言で表すとすれば「未熟な傑作マシン」ということだ。 現時点でのiPhoneは,テキストのコピー&ペーストができないといった致命的な問題があり,決して満点を与えられる製品ではない。しかし,「マルチタッチ・スクリーン技術」を利用した革新的なユーザー・インタフェースなど,これまでの携帯電話やPDA(携帯情報端末)では考えられなかった新鮮な機能が数多くある。「iPhoneは世界の携帯電話を一変させる潜在力を有している」。実際にiPhoneを使ってみて,改めてそう感じた。 映画のワンシーンに誘うユーザー・インタフェース iPhoneのさまざま機能を紹介する前に,まずはiPhone最大の目玉であるユーザー・インタフェース(UI)の話から始めたい。 「なぞる」「スクロールす
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