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ブックマーク / shimizu.typepad.com (8)

  • マイケル・クスマノ「サービス・イノベーションの重要性」

    Business Value of IT, Future of business/companies/workers, Ability to innovate. 一橋大学イノベーション研究センター創設10周年記念国際シンポジウム 「イノベーション研究のフロンティア-日の国際競争力構築に向けて」に参加して来ました。 このブログをご覧になった方には、一目瞭然かもしれませんが、「ソフトウェア産業」「イノベーション」「日の国際競争力」は、三度の飯の次ぐらいの私の大好物です。なので、今日のセッションはいずれも面白くて、終日興奮しまくりでした。いや~、こんな充実したカンファレンスが無料とは、何て太っ腹なんだ!>一橋大学&日経新聞 しかも、クスマノ教授の著書、とりわけ「ソフトウエア企業の競争戦略」「プラットフォーム・リーダーシップ」は私の座右の書。もう、教授の話が生で聴けて、直接質問させていただいて

  • 死んでしまったら私のことなんか誰も話さない: もう少し詳しく見る日本のIT業界の構図

    Business Value of IT, Future of business/companies/workers, Ability to innovate. 私は、日エンジニアに、よりハッピーになって欲しいし、そうなれるはずだ、といつも思っているので、こういうテーマになると、つい話が前のめりになりがちなので、「まぁ落ち着け」「いやそれは違うだろ」「余計なお世話だよ」等、同業者の方からの愛あるツッコミは歓迎です。 さて、前回のエントリで、日ITとりわけソフトウェア業界は、もう少し再編されたほうが良いのではないかと書いた。なぜそう思ったのか、もう少し(主にソフトウェア会社側の思惑という観点から)補足しようと思う。 IT業界では、エンジニアの生産性は、人によって10倍程度差があるとよく言われる。→プログラマの労働条件を過酷にしているのは、過酷な労働条件を受け入れるプログラマです しか

  • PS3はポストPC時代を切り拓けるか

  • GoogleのM&Aにみるハイテク業界の技術マーケティング戦略って

    Business Value of IT, Future of business/companies/workers, Ability to innovate. 徳力さんのブログで、私も以前紹介したことがある韓国系ベンチャーのThinkFreeが、Googleに買収されるかも?という噂があることを知った。 → ※でも、ThinkFree側は断ったそうです。(12月22日確認) それを知って、真っ先に浮かんだ感想は、「へぇ、GoogleYahoo!と変わらなくなって来たなぁ」。 少し前までは、Flickr, Facebook, Overture, Del.icio.usと、綺羅星のごとくその名が響き渡る人気サービスを次々と買収するのはYahoo!の専売特許のように語られていたこともあった。(Yahoo's Strategy: Growth by Acquisition; BusinessW

  • パッケージソフトウェア業界(主にOracle)

    Business Value of IT, Future of business/companies/workers, Ability to innovate. 私自身はソフトウェアの人なのに、ブログではソフトウェア業界についてきちんとまとめたことがなかったことに気が付いた。。。なので、遠大なテーマも追いつつ、まずは足許を固めよう、ということで、ソフトウェア業界概況。 Software Magazineの"The 2005 Software 500"という調査によると、ソフトウェア&サービス業界の売上高トップはIBMである。しかし以前書いたように(Big Blueはどこへ行くのか)IBMはレディメイドのパッケージソフトウェアよりもカスタムメイドのソリューション提供型ビジネスのほうが主であるので、パッケージソフトウェアの売上高で世界一は(ランキングでは2位だが)Microsoftということに

    パッケージソフトウェア業界(主にOracle)
  • 日本の携帯端末市場に起こりうるパラダイムシフト

    Business Value of IT, Future of business/companies/workers, Ability to innovate. 前回のエントリが分かりづらかったらしく、大量に反論をいただいたので、改めて補足します。 実を言うと、私はセミナーに参加する以前から、携帯に限らず、日のハイテク・家電メーカーが今後も日国内市場だけを見ていたらグローバルな競争の波・潮目の変化に乗り切れなくなるだろうという仮説を持っていました。 その理由は、「市場のローエンド顧客をターゲットにしている企業が、製品を改良して徐々にハイエンドへシフトしていく」よりも「ハイエンド顧客をターゲットにしている企業がローエンドへシフトする」ほうが遥かに難しいからです。 クリステンセンの「イノベーションのジレンマ」「イノベーションへの解」の理論から言うと、 漸次的な技術改良は必ず進む。企業は、よ

  • 「ソフトバンク、ボーダフォン買収で幕が上がる120兆円情報通信産業の波乱の行方」に参加して(2)

    Business Value of IT, Future of business/companies/workers, Ability to innovate. ※このエントリは「ソフトバンク、ボーダフォン買収で幕が上がる120兆円情報通信産業の波乱の行方」に参加しての続きになります。 日の携帯電話端末がなぜグローバルな競争には乗り遅れているのかについて、かなり前に自分のブログで書いたことがある。では、ソフトバンクの市場参入によって「箱庭」市場に変化は起きるのだろうか?ソフトバンクは今後、海外メーカーから安い端末を調達してコスト削減を仕掛けてくるのではないか?という質問が会場から投げかけられた。 このシナリオはありうる、と私個人は思った。もちろん、一気に日市場全体がそうなるとは思わないし、「当然ソフトバンクは従来の付き合いのある メーカーにも良い顔をするだろうが、その裏では少しずつ着々

  • 「ソフトバンク、ボーダフォン買収で幕が上がる120兆円情報通信産業の波乱の行方」に参加して

    Business Value of IT, Future of business/companies/workers, Ability to innovate. グロービス×Emerging Technology研究会開催の「ソフトバンク、ボーダフォン買収で幕が上がる120兆円情報通信産業の波乱の行方」に参加してきました。議事メモ…というより、疑問が色々出てきたので、話を聞いて自分が考えたことを書きます。 なお、このエントリにおける「Vodafone」とは、特に「グローバルの」と明記しない限り、日の「ボーダフォン株式会社」のこととご理解ください。また、分析のソースはセミナーで語られた内容と公開情報であり、ここに書かれているのは全て私の個人的な考察・見解であることを予めお断りしておきます。 ●買収額の妥当性 Vodafoneの決算説明資料(PDF)にある情報から同社の状況を見て行くと、20

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