Googleは法人向けソリューション「Google Search Appliance」(GSA)の新版を発表し、顧客に対し無料アップグレードの通知を開始した。GSAは大企業やそのIT部門向けに開発された検索アプライアンスで、新版には数々の新機能が盛り込まれている。GSAはファイヤーウォール内での使用を想定したもので、これまでは比較的「お堅い」製品だった。 しかし、今回の新版では、管理者がオンオフを設定できるものの、エンドユーザーの検索結果を検索エンジンに取り込み、他の社内ユーザーに提供するという、オープンでユーザー参加型の機能も設けられている。「KeyMatch」と呼ばれるこの機能を使うと、ユーザーは検索語に関する特定の検索結果を検索エンジン内に組み入れられる。例えば、あるユーザーが「ピクニック」という言葉で検索をし、イントラネットの社内ピクニックに関するページが表示された場合、この結果を