故ネルソン・マンデラ元南アフリカ大統領の追悼式での手話通訳がデタラメだったというニュースが報道されたばかりだが、本日ご紹介するのは、心のこもった、かわいい“本物の”手話通訳のお話。 米国フロリダ州で暮らす5歳の女の子、クレア・コッチちゃんの両親は聴覚障害者だ。先日、クレアちゃんの通う幼稚園でクリスマスソングを披露する会が開かれたのだが、クレアちゃんは耳が聞こえない両親のために、“サプライズ”で歌詞の内容をすべて手話で通訳しながら表情豊かに歌い、拍手喝采を浴びた。 母親のローリさんによると、コッチ家の第一言語は「American SignLanguage(アメリカン・サイン・ランゲージ)」と呼ばれるアメリカ、カナダの聴覚障害者の間で多く用いられている手話。クレアちゃんは生まれたときから手話に接しており、普段から両親とは手話でコミュニケーションを取っているが、ローリさんも夫も娘がまさかここまで