タイトルの通りである。炎上という意味ではなくそのまま、タイトル通りである。 僕は高校の非常勤講師であるが、時に無人島に行ったり海外まで青少年交流のキャンプに行ったりする。その際必ず行うのが火起こしだ。 キャンプの時だけではない、時折歴史の授業にかこつけて学校でも火起こしをする。 近頃はオール電化やら何やらで火を見ることなしに成長する子どもがいるらしく、初めて見る火を危険なものだとは思わず大火傷する事例なんかもあると聞く。 嘘みたいなホントの話だ。時代は変わった。 すなわち現代日本において火起こしなどというスキルは全く無用のものとなった。完全な死にスキルである。 が、ここではその死にスキルを堂々と紹介していこうと思う。火起こしは現代では使わないとはいえ、やってみるとなかなか難しくも面白いし、火が実際に起こったときの感動は不思議なものがある。 生きていく上で何かとても大事なものを手に入れた気に