思い通りの憲法改定を行うため、着々と地ならしをしてきた安倍首相 国民に説教する自民党 エコノミスト 6月1日 戦争直後の日本で通訳を務めた22歳のビート・シロタが現憲法につけ加え、男女の平等を支持する人々から評価の高い現憲法の一項にも、自民党は説教めいた一文を書き加えよううとしています。 いわく『家族は互いを支え合わなければならない』。 つい最近までこの自民党の改憲案は、第三者による検証をあまり受けませんでした。 しかし自民党の意図が完全に明らかになった今、状況は一変しました。 2006年から2007年、安倍氏の首相としての最初の任期、彼は憲法改正のための国民投票を行う法律を成立させ、改憲のための地ならしを行いました。 憲法改正のためには衆議院・参議院両院の議員の3分の2以上の賛成を必要とし、国民投票において過半数の支持を必要とする、というものです。 安倍首相が率いる自民党は衆議院において