米Appleが4月23日(現地時間)に発表した第2四半期(1~3月)決算は、純利益が10年ぶりの減益となった。売上高は前年同期比11%増の436億300万ドル、純利益は18%減の95億4700万ドル(1株当たり10.09ドル)だった。売上高、1株当たり純利益ともに、Thomson Reutersがまとめたアナリスト予測(売上高が423億ドル、1株当たり純利益が9.98ドル)を上回った。 粗利益率が37.5%で前年同期の47.4%を大きく下回った。ピーター・オッペンハイマーCFO(最高財務責任者)は電話会見で、戦略的な価格設定にしたiPad miniを含むiPadの売り上げが予想以上に多かったこととiPhone 4の値下げ販売を理由として挙げた。 iPhoneの販売台数は前年同期比7%増の3743万台で、売上高は229億5500万ドル。iPadの販売台数は65%増の1948万台で、売上高は8
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