過激派組織「イスラム国」(IS)に参加を企てた疑いで2014年に警視庁が北海道大生らを事情聴取した事件に絡み、関連先として私戦予備・陰謀容疑で違法な家宅捜索を受け、精神的苦痛を被ったなどとして、フリージャーナリストの常岡浩介さん(48)が3日、国と東京都に約621万円の支払いを求めて東京地裁に提訴した。 訴状によると、常岡さんは14年に旧知の元大学教授からIS参加を希望する北大生ら2人を紹介され、同行取材を勧められた。同年8月に3人分のトルコ行き航空券を買い渡航はしなかったが、10月に警視庁に自宅を家宅捜索され、カメラやパソコンなどを押収された。 私戦予備・陰謀罪は、日本政府の意思と無関係に戦争準備をすることを禁じる刑法の規定。常岡さん側は「航空券を買っただけ」と主張し、警視庁の捜索令状請求と東京簡裁の令状発布が違法だと訴えている。また、取材道具の押収が憲法の保障する報道の自由を侵害したと
私は、今回の衆議院選挙にあたり、「希望の党」ではなく、新たに立ちあがる「立憲民主党」から立候補することを決意しました。民進党にはお世話になりましたが、「希望の党」という右派政党とは相いれないので、いまはスッキリした気持ちです。 降ってわいたような小池新党「希望の党」への合流に関し、前原代表は9月28日の両院議員総会では、民進党候補は全員いっしょに「希望の党」へ移ると説明していました。私個人は、「希望の党」の結党メンバーに日本会議メンバーが多いのを見て違和感を覚えました。しかし、民進党全体で「希望の党」へ合流するのであれば、組織人・政党人としては党の方針に従わざるを得ないと考えました。選対会議では「耐え難きを耐え、忍び難きを忍び」と説明して、公認申請に同意しました。 ところが、いつの間にか「安保法制に反対する人はダメだ」とか、「憲法改正に反対の人はダメだ」とか、後になって条件がつきはじめまし
人工知能(AI)やロボットによる自動化が進んでも、人手不足は解消しない――。厚生労働省が29日発表した2017年版「労働経済の分析」(労働経済白書)で、こんな見方が示された。自動化で働き口は減るが、それ以上に労働力人口が減るためだという。 白書は、自動化の進展で30年に就業者が今より161万人減るとする経済産業省の試算を紹介。そのうえで、技術者や介護職など専門技能やコミュニケーション能力が求められる仕事は増えるが、工場のラインでの仕事や単純な事務作業は大幅に減るという。一方、少子高齢化が進み、労働力人口は225万人減ると分析。「失業は増えないが、(経済成長には)AIを使いこなす理系人材の育成が欠かせない」とする。 白書は、技術革新の進展が雇用に与える影響も分析した。15年時点のIT関連産業の就業者数が20年前よりどの程度増えたかを日米で比べたところ、日本は1・4倍の85・6万人だったのに対
2017/10/3 19:27 フランスの下部レースでベテラン選手のメカニカルドーピング発覚! フランスの下部レースでベテラン選手のメカニカルドーピング発覚!フランス警察とフランスアンチドーピング協会、ドーピングを拒みレース界を追われたバッソンスが先導してレース界を正す Tweet 0 今までアンチ・ドーピング協会といえば薬物使用禁止撲滅を掲げ、薬物の検査を行う「化学的」な人たちというイメージがあったのではないだろうか?それが昨今メカニカルドーピングが話題となり、実際にその対処を迫られる中で、「化学的」から「科学的」へとその役割を拡大せざるをなくなってきている。そして今回遂にそんなフランスアンチ・ドーピング協会の活躍もあり、フランスのレースシーンで、メカニカルドーピングをしていた選手が実際に御用となった。 氏名は公表されていないが、フランスの下部組織のレースに出場していた43歳のベテラン選
2013/7/27 15:33 Christophe Bassons ~ a loner against doping ドーピングという闇の力に屈しなかった男、クリストフ・バッソンス〜なぜ正しきが責められ引退にまで追い込まれたのか? 1998年のドーピング問題が表沙汰になり、ある男が注目を浴びている。彼の名はクリストフ・バッソンス、一貫してアンチードーピングを貫き、ドーピング蔓延する自転車界に一人で喧嘩を売った男だ。いったいバッソンスに何があったのか、そしてなぜ彼は一人でも自分の信念を貫けたのか、今こそ彼のことを再評価する時ではないだろうか。 元フランスTTナショナル・チャンピオンとして1996年にプロ・デビューしたバッソンス、期待されて出場した1998年ツールで発覚したフェスティナ事件で、彼の人生は大きく変わってしまうこととなった。大会期間中にチームカーから発見された大量の禁止薬物に
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