加入対象者拡大で注目を浴びる個人型確定拠出年金だが 加入率が0.5%と全く認知されていなかった個人型確定拠出年金ですが、平成29年より加入対象者が現役世代のほぼ全員に拡大されたことで注目が集まっています。 制度としては良いものだと思うので、お客様にもオススメをしているのですが、よく考えると「今回の対象拡大により新たに加入できるようになった方にはあんまり得じゃないかもしれない」ということを通じて「個人型確定拠出年金のリアルな節税効果」を追求してみようかと。 ああ、今回新たに加わった専業主婦は、そもそも何のために加入するのかわからないので考慮していません。 個人型確定拠出年金とは? 確定拠出年金とは、将来の年金ないし退職金原資を確保するため毎月掛金を拠出し、自らその運用を指示する制度のことです。 従来の給付額が確定した年金とは異なり、運用の成果によって給付額が変わるということが最大の特徴です。