巻き添え意図は否定 ビデオ店放火容疑者「罪償いたい」2008年10月5日3時2分印刷ソーシャルブックマーク 15人が死亡、10人が負傷した大阪の個室ビデオ店放火事件で、殺人と現住建造物等放火などの容疑で逮捕された無職、小川和弘容疑者(46)に4日接見した国選弁護人の岡本栄市弁護士は取材に対し、小川容疑者が「罪を償いたい」と謝罪の言葉を述べたことを明らかにした。「人を巻き込むつもりはなかった」とも話したという。 岡本弁護士によると、小川容疑者は「生活保護を受け、恥だと思っていたのに、パチンコなどギャンブルで金を使ってしまう自分が嫌だった」と、事件前の心理状態を説明。犯行の経緯については「個室でDVDを見た後、死のうと思って火をつけた」と話したという。 火をつけた後は、「煙が苦しくて逃げ出したが、人を巻き込むつもりはなかった」「部屋から出て消防車や煙、炎を見てえらいことになったと思った」と釈明