大方の投資家は、純利益が35%増を記録したと聞けば喜ぶかもしれないが、これがGoogleの話で、広告市場での成長が鈍化し、予測を下回る決算報告の発表に終わるならば、反応も異なってくる。Googleは米国時間7月17日、第2四半期決算(2008年4月-6月期)を発表した。 要約すると、Googleの純利益は、前年同期比35%増となる12億5000万ドルとなった。しかしながら、非GAAPベースでの1株あたりの利益は4.63ドルとなり、Thomson Reutersの調査で明らかになっていた、アナリストの示す4.74ドルの予測値を下回った。売上高は、39%増となる、1株あたり5.37ドルを記録している。14億7000万ドルに上るトラフィック獲得コスト(コンテンツパートナーに支払う手数料)を除いた売上高は、38億8000万ドルであった。アナリストは、トラフィック獲得コストを除く売上高を、39億ドル