2011年09月05日09:00 カテゴリ書評/画評/品評Logos 書評に代えて - 日本人の9割に英語はいらない 出版社より献本御礼。 日本人の9割に英語はいらない 成毛眞 よくぞ言ってくださった9割。 残りの1割を、これから書く。 本書「日本人の9割に英語はいらない」の内容を一言でまとめると、「英語勉強している暇があったら、本を読め」、ということになる。このこと自体に異論はないし、私も同様の主張を何度も本blogで繰り返して来た。しかし、それをマイクロソフト株式会社元社長(1)が、成毛眞(2)として言ったことに意義がある。 (1)に意義があるのは、その方が遥かに多い人が耳を傾けるから。人というのは何を言ったかではなく、誰が言ったかを気にする生き物である。「英語勉強しろ!」と五月蝿い親や上司を黙らせるには、あなたが直接言うより「マイクロソフト株式会社元社長もそう言っていた」の方が遥かに
先日スティーブ・ジョブズが、AppleのCEOを辞任しました。健康状態が気になるところですが、これまでも人生のあらゆる危機を乗り越えてきたジョブズのこと、今回も不死鳥のように蘇ってくれることを祈るばかりです。今回は、名スピーチとして有名なスタンフォード大学の卒業式のスピーチから、ジョブズの名言をご紹介しましょう。 自分がもうすぐ死ぬかもしれないと思うことが、人生の大きな選択をする上で一番の助けになりました。なぜなら、外部からの期待、プライド、失敗や屈辱に対する恐れなど、ほとんどすべての物事は死に直面すると消えてしまい、本当に大事なことだけが残るからです。 自分がもう死ぬかもしれないと思うことは、私が知る限り、何かを失うのが怖いと考える落とし穴を避けられる一番の方法です。あなたがたには、すでに失うものは何もありません。自分の心に従わない理由はどこにもありません。 あらゆる名言を残してきたジョ
ITプロフェッショナルであれば誰でもよく分かっていることだと思うが、長時間に及ぶ作業や、納期厳守のストレスから来るダメージは相当なものだ。そのまま放っておけば、過剰なストレスによって燃え尽き症候群に陥るおそれもある。しかし幸いなことに、IT業界における燃え尽き症候群を避けるためにできることがいくつかある。本記事で紹介しているアドバイスは、すべてが万人向けであるとは言えないものの、あなたに合ったものもいくつかあるはずだ。以下は、筆者自身が実際に効果を感じたものである。 #1:休暇は取れる時に取るようにする IT業界では、1日たりとも休むことなく何カ月も働き続けている人たちも珍しくない。しかし残業や休日出勤を重ねると、心身ともに相当堪えるはずだ。こういった働き方による当然の帰結とも言える疲労に対処する最善の方法は、休暇を最大限に活用することである。 筆者はこれまでに周囲の人たちから、休暇の取得
ToDoリストは、数ある仕事マネジメントツールの中でも定番中の定番。オンラインツールを使ったり、スマホアプリを購入したり、手帳に書き出したりと、バリエーションも豊富です。それゆえ、つい策におぼれてしまい、肝心の生産性向上にはあまりつながっていないような...という方も、少なくないかもしれませんね。 こちらでは、米Lifehacker編集長Adam Pash著『Lifehacker:The Guide to Working Smarter, Faster, and Better 』を抜粋し、このテーマについて深く取り上げてみたいと思います。 GTDのバイブルであるDavid Allen氏の『Getting Things Done:The Art of Stress-Free Productivity(邦題:はじめてのGTD ストレスフリーの整理術)』で提唱されているコンセプトをはじめ、Mer
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