日本新聞協会が2022年の一般紙発行部数を発表した。総発行部数は約2869万部と、初めて3000万部を割り込み、前年と比べて196万部減った。 【映像】NHKで67.4点…各メディアの信頼度一覧(画像あり) 新聞の部数減少は20年以上前から進み、近年は毎年200万部のペースで減少。このペースなら、あと15年でゼロになってしまう。 さらに今、新聞から離れようとしているのは読者だけではない。記者の退職も相次いでいる。記者の新聞社離れは何をもたらすのか。ニュース番組「ABEMA Prime」では、今月いっぱいで大手新聞社を退職する現役新聞記者と共に考えた。 今月末に毎日新聞社を退社予定の宮原健太氏は「これまでマスコミは一方的に情報を発信して、それを買ってもらう形だった。デジタル化の前までは買ってくれたが、今はもうそういう時代じゃなくなった」と話す。 今後は「新しい参加型の報道の形を作りたい。なん