クリーク・アンド・リバー社<4763>は、7月23日、同社麹町制作ルームで「元祖 シナリオ塾」を開催した。 これは現役で活躍するプロから、シナリオ制作現場の話やシナリオ制作のコツ、業界の最新事情に関する話が聞けるセミナーで、当日はクリーク・アンド・リバー社プロデューサーの石川学氏、クリーク・アンド・リバー社文芸監督の武田正憲氏のほか、スペシャルゲストとして『クリスタル オブ リユニオン』プロデューサーの結城基氏、アニメ監督の水島精二氏が登壇した。 本稿では、クリーク・アンド・リバー社文芸監督の武田正憲氏と、『クリスタル オブ リユニオン』プロデューサーの結城基氏にインタビューをお届けする。 ■少しでもキャラクターと多く触れ合ってほしかった ――: 武田さんは一定の規制の中での作業になりますが、実際のアイディア提案などはあるのでしょうか。 武田:もちろんありますね。作品になかったものをわりと