まずは「GTDとは?」をおさらいアレン氏のウェブサイトでは、GTDを「プライベートと仕事へのアプローチ法を捉え直す、生産性に関する個人的な方法論」と呼んでいます。 頭の中にあるアイデアや情報、ストレスが増えれば、すべきことを見極めるのが難しくなり、当然ながら、実行するのも困難になる。だったら、仕事を単純化すること、少なくとも、仕事に対する捉え方を単純化することが必要だ――。 GTDのベースになっているのは、こうした考えです。 もちろん、GTDの目的は、文字どおり「やるべきことを片付ける(getting things done)」ことです。何をやるべきかについて、持てる時間のすべてを使って考えることではありません。 GTDを実践するときには、頭の中を占めているゴチャゴチャを、まずは頭から取り出します。そして、それをひととおりチェックできる場所へと移して整理し、実行可能な決断を下します。 忙し